月つきが出でた出でた 月つきが出でた(アヨイヨイ)
うちのお山やまの 上うえに出でた
あんまり煙突えんとつが 高たかいので(ハヨイショ)
さぞやお月つきさん 煙けむたかろ サノヨイヨイ
地下ちかは三千さんぜん尺しゃく どこまでも
掘ほれば出でてくる 黒くろダイヤ
我わが日ひの本もとの すみまでも
照てらす明あかるい 黒くろダイヤ サノヨイヨイ
一山ひとやま二山ふたやま 三さん山越やまごえ
奥おくに咲さいたる 八重やえつつじ
なんぼ色いろよく 咲さいたとて
様ようちゃんが通つうわにゃ 仇あだの花はな サノヨイヨイ
あなたがその気きで 言いうのなら
思おもい切きります 別わかれます
元もとの娘むすめの 十八じゅうはちに
返かえしてくれたら 別わかれます サノヨイヨイ
女おんなごころが 変かわろとて
変かわることない 石炭すみの色いろ
忘わすれるつもりの 火ひの酒さけで
男おとこごころが また燃もえる サノヨイヨイ
じいちゃんもばあちゃんも 輪わになって
孫まごに自慢じまんの 盆踊ぼんおどり
踊おどり笑わらうて 夜よるが明あけりゃ
下駄げたもすりへる 腹はらもへる サノヨイヨイ
郷里おくに土産みやげに 何なにもろた
酒さけとカルタと ヘルメット
おぼえたお唄うたも 数かずあれど
忘わすれちゃならない 炭坑たんこう節ぶし サノヨイヨイ
月tsukiがga出deたta出deたta 月tsukiがga出deたta(アヨイヨイayoiyoi)
うちのおuchinoo山yamaのno 上ueにni出deたta
あんまりanmari煙突entotsuがga 高takaいのでinode(ハヨイショhayoisyo)
さぞやおsazoyao月tsukiさんsan 煙kemuたかろtakaro サノヨイヨイsanoyoiyoi
地下chikaはha三千sanzen尺syaku どこまでもdokomademo
掘hoればreba出deてくるtekuru 黒kuroダイヤdaiya
我waがga日hiのno本motoのno すみまでもsumimademo
照teらすrasu明akaるいrui 黒kuroダイヤdaiya サノヨイヨイsanoyoiyoi
一山hitoyama二山futayama 三san山越yamagoえe
奥okuにni咲saいたるitaru 八重yaeつつじtsutsuji
なんぼnanbo色iroよくyoku 咲saいたとてitatote
様youちゃんがchanga通tsuuわにゃwanya 仇adaのno花hana サノヨイヨイsanoyoiyoi
あなたがそのanatagasono気kiでde 言iうのならunonara
思omoいi切kiりますrimasu 別wakaれますremasu
元motoのno娘musumeのno 十八juuhachiにni
返kaeしてくれたらshitekuretara 別wakaれますremasu サノヨイヨイsanoyoiyoi
女onnaごころがgokoroga 変kaわろとてwarotote
変kaわることないwarukotonai 石炭sumiのno色iro
忘wasuれるつもりのrerutsumorino 火hiのno酒sakeでde
男otokoごころがgokoroga またmata燃moえるeru サノヨイヨイsanoyoiyoi
じいちゃんもばあちゃんもjiichanmobaachanmo 輪waになってninatte
孫magoにni自慢jimanのno 盆踊bonodoりri
踊odoりri笑waraうてute 夜yoruがga明aけりゃkerya
下駄getaもすりへるmosuriheru 腹haraもへるmoheru サノヨイヨイsanoyoiyoi
郷里okuni土産miyageにni 何naniもろたmorota
酒sakeとtoカルタkarutaとto ヘルメットherumetto
おぼえたおoboetao唄utaもmo 数kazuあれどaredo
忘wasuれちゃならないrechanaranai 炭坑tankou節bushi サノヨイヨイsanoyoiyoi