転々 歌詞 桜庭二郎 ふりがな付

田舎いなかぐらしが イヤで イヤで
貧乏びんぼうぐらしが イヤで イヤで
ふるさとを逃にげ 酒さけに逃にげ
逃にげてばかりで 転々てんてん 転々てんてん 転々てんてん
雨あめの路地裏ろじうら あゝああまた 酒さけびたり

嘘うそをつくのが イヤで イヤで
涙なみだを見みるのが イヤで イヤで
片意地かたいじを張はり 見栄みえを張はり
恋こいをけとばし 転々てんてん 転々てんてん 転々てんてん
惚ほれた女おんなが あゝああまた 遠とおざかる…

人ひとの情なさけが イヤで イヤで
やさしくなるのが イヤで イヤで
幸しあわせを追おい 夢ゆめを追おい
追おって 追おわれて 転々てんてん 転々てんてん 転々てんてん
風かぜに向むかって あゝああまた ひとり旅たび…