プロローグ 歌詞 日高のり子 ふりがな付

恋こいのプロローグは
いつでも いたずらに
気きづかないうち
胸むねの中なかに すべり込こむ

淋さびしい瞳ひとみ…
見みつめられると 苦くるしくて
ジョークとばして
ごまかした … ごめんね
意地悪いじわるよね――

あなた 嫌きらいなんて
言いえるはずもない
好すきというには まだ
何なにかが 足たりないから

いつか二人ふたりで話はなしたこと
覚おぼえてる?
遊あそびで恋こいはできないよね
いつだって

つないだ小指こゆび…
ひき寄よせて目めを閉とじた
ゆびきりのワケ
私わたしにも話はなしてはくれないのね

いつか…好すきと
言いってくれるかもしれない
今いまは心こころの中なか
手てさぐりするだけ

ほんの少すこしでいい
勇気ゆうきを持もてたら
一人ひとり 夢ゆめの中なかで
泣なくことなくなるのに

ほんの少すこしでいい
勇気ゆうきを持もてたら
一人ひとり 夢ゆめの中なかで
泣なくことなくなるのに