曇くもりガラスの向むこうで 鳴ないている青あおい鳥とり
立たち止どまれなかった 戻もどれない部屋へやの奥おくで
あなたの声こえが聞きこえるような気きがするわ
閉とじ込こめられたいくつもの よろこびを探さがす
もう二度にどと吹ふかない風かぜの中なかで
あなたの声こえが聞きこえるような気きがするわ
みどりは静しずかに目めをつぶっている
ベンチは動うごかずにじっと待まってる
ここは 別わかれの森もり
通とおり道みちを確たしかめて 木漏こもれ日びを仰あおぐ
言いいそびれた 言葉ことばを胸むねにしまえば
あなたの声こえも忘わすれてしまう気きがするわ
曇kumoりriガラスgarasuのno向muこうでkoude 鳴naいているiteiru青aoいi鳥tori
立taちchi止doまれなかったmarenakatta 戻modoれないrenai部屋heyaのno奥okuでde
あなたのanatano声koeがga聞kiこえるようなkoeruyouna気kiがするわgasuruwa
閉toじji込koめられたいくつものmeraretaikutsumono よろこびをyorokobiwo探sagaすsu
もうmou二度nidoとto吹fuかないkanai風kazeのno中nakaでde
あなたのanatano声koeがga聞kiこえるようなkoeruyouna気kiがするわgasuruwa
みどりはmidoriha静shizuかにkani目meをつぶっているwotsubutteiru
ベンチbenchiはha動ugoかずにじっとkazunijitto待maってるtteru
ここはkokoha 別wakaれのreno森mori
通tooりri道michiをwo確tashiかめてkamete 木漏komoれre日biをwo仰aoぐgu
言iいそびれたisobireta 言葉kotobaをwo胸muneにしまえばnishimaeba
あなたのanatano声koeもmo忘wasuれてしまうreteshimau気kiがするわgasuruwa