鏡の前のスーパースター 歌詞 KANIKAPILA ふりがな付

ひどい寝癖ねぐせをして少すこしとぼけた顔かおで
カーテンを開ひらいたら土砂降どしゃぶりの空そらが覗のぞいてる
見みたこともないような景色けしきが踊おどっていて
傘かさも持もたずにそのまま外そとに飛とび出だしてみたんだ
人混ひとごみは意味いみがなく見みえるけれど
私わたしの胸むねは騒さわいで止とまらない
ポケットの中なかくしゃくしゃに丸まるめられてた
いつかの夢ゆめのチケットは まだ捨すてちゃいないよ
明日あしたは晴はれるから 虹にじを探さがしに行いこう
そんなメロディーを夢中むちゅうになってマイクに叫さけんでる自分じぶんがいて
誰だれかに届とどいてと歌うたう それだけで
鏡かがみの前まえのスーパースターが
くしゃくしゃな顔かおして笑わらってたんだ
花はな咲さく小道こみちを抜ぬけ 長ながいスカートなびかせ
踊おどり疲つかれて眠ねむった昨日きのうのこと思おもい出だしたよ
楽たのしそうにはしゃいでる子供達こどもたちも
驚おどろいた猫ねこみたいに 走はしって逃にげる
呆あきれるほど必死ひっしになって描えがいていた
魔法まほうの国くにの地図ちずをほら 今いま広ひろげてみよう
あの虹にじを渡わたって どこまでも歩あるいて行いこう
そんな瞬間しゅんかんを切きり取とるようにレコードに吹ふき込こむ自分じぶんがいて

誰だれかが少すこしでも笑わらってくれたら
生いきているなんて 案外あんがいそれだけで
十分じゅうぶんじゃないかって思おもえたんだ
明日あしたは晴はれるから 虹にじを探さがしに行いこう
そんなメロディーを夢中むちゅうになってマイクに叫さけんでる自分じぶんがいて
誰だれかに届とどいてと歌うたう それだけで
鏡かがみの前まえのスーパースターが
くしゃくしゃな顔かおして笑わらってたんだ