果実 歌詞 上西星来,脇あかり(東京パフォーマンスドール) ふりがな付

「不思議ふしぎ」果実かじつを手てにして 味あじをしめた二人ふたりは
「未熟みじゅく」信しんじてる道みちを闇雲やみくもに走はしる

まっすぐに見みつめる 君きみの瞳ひとみは
月つきに照てらされた砂丘さきゅうの色いろ
どこまでも吸すい込こまれてくよ
タチの悪わるい魔法まほうかけられたみたい おちる

Love 果実かじつ いま
答こたえのないパズルを
組くみ立たててはくずして 繰くり返かえしてる
でも同おなじ空そらを同おなじように感かんじてる
君きみに運命うんめいを重かさねてく
愛あいは心地ここちよい毒どくみたい

「刺激しげき」次第しだいに増ふえてく 二人ふたりだけの約束やくそく
「無口むくち」いたずらっぽい目めで 確たしかめる気持きもち

たった1秒びょうさえ触ふれてしまえば微熱びねつ
やさしい吐息といきは砂すなのかけら
くちびるが開ひらきかけたとき
乱みだすように突然とつぜん吹ふいた風かぜが 火照ほてる

Love 果実かじつ まだ
ゴールのない道みちでも
二人ふたりだけには見みえる たどり着つく場所ばしょ
ためらいながらもつないだ指ゆびの強つよさは
どんなナイフでもほどけない
愛あいに酔よわされているみたい

まるで昔むかしから約束やくそくされたように
君きみじゃなくちゃ鍵かぎが合あわない
覚おぼえたことは 両手りょうてじゃ数かぞえきれない
脱皮だっぴして行いくよ この心こころ
大人おとなの色いろに
にじむ

Love 果実かじつ いま
容赦ようしゃのない感情かんじょうを
抑おさえきれず二人ふたりは また実みをかじる
このつないだ手ては 決けっして離はなれることなく
愛あいを無軌道むきどうに描えがいてる
愛あいは心地ここちよい毒どくみたい