義理ぎりと人情にんじょうを 秤はかりにかけりゃ
義理ぎりが重おもたい 男おとこの世界せかい
幼おさななじみの 観音様かんのんさまにゃ
俺おれの心こころは お見通みとおし
背中せなで吠ほえてる 唐獅子からじし牡丹ぼたん
親おやの意見いけんを 承知しょうちですねて
曲まがりくねった 六区ろっくの風かぜよ
つもり重かさねた 不孝ふこうのかずを
なんと詫わびよか おふくろに
背中せなで泣ないてる 唐獅子からじし牡丹ぼたん
おぼろ月づきでも 隅田すみだの水みずに
昔むかしながらの 濁にごらぬ光ひかり
やがて夜明よあけの 来くるそれまでは
意地いじでささえる 夢ゆめひとつ
背中せなで呼よんでる 唐獅子からじし牡丹ぼたん
義理giriとto人情ninjouをwo 秤hakariにかけりゃnikakerya
義理giriがga重omoたいtai 男otokoのno世界sekai
幼osanaなじみのnajimino 観音様kannonsamaにゃnya
俺oreのno心kokoroはha おo見通mitooしshi
背中senaでde吠hoえてるeteru 唐獅子karajishi牡丹botan
親oyaのno意見ikenをwo 承知syouchiですねてdesunete
曲maがりくねったgarikunetta 六区rokkuのno風kazeよyo
つもりtsumori重kasaねたneta 不孝fukouのかずをnokazuwo
なんとnanto詫waびよかbiyoka おふくろにofukuroni
背中senaでde泣naいてるiteru 唐獅子karajishi牡丹botan
おぼろoboro月dukiでもdemo 隅田sumidaのno水mizuにni
昔mukashiながらのnagarano 濁nigoらぬranu光hikari
やがてyagate夜明yoaけのkeno 来kuるそれまではrusoremadeha
意地ijiでささえるdesasaeru 夢yumeひとつhitotsu
背中senaでde呼yoんでるnderu 唐獅子karajishi牡丹botan