悲しい日々 歌詞 上田正樹 ふりがな付

人波ひとなみの中なかにいると早はやく帰かえりたいと思おもい
冷ひえ切きった部屋へやに帰かえれば街まちが恋こいしくなる

一人ひとりぼっち部屋へやにいると
淋さびしさに狂くるい出だしそうになり
友人達ゆうじんたちと笑わらい合あえば
やっぱり一人ひとりぼっちなんだと思おもい知しらされる

みんな淋さびしさを かくそうと
ひきつった笑顔えがおを見みせている
笑わらい合あえば 笑わらい合あう程ほど
俺達おれたちは離はなれていく そんな気きがする

コンクリートの空そらの下した 俺おれの太陽たいようはどこにある
コンクリートの空そらの下した 君きみの太陽たいようはどこにある

君きみを愛あいせもしない俺おれが
君きみに愛あいされたいと思おもい
愛あいし合あってもいない俺達おれたちが
体からだを寄よせ合あい 夜よるを過すごすことがある

みんな淋さびしさを かくそうと
ひきつった笑顔えがおを見みせている
笑わらい合あえば 笑わらい合あう程ほど
俺達おれたちは離はなれていく そんな気きがする

昨日きのうも風かぜは吹ふいていた
今日きょうも風かぜは吹ふいている
明日あしたもきっと 風かぜは吹ふくだろう
でも 日ひに日ひに冷つめたくなっていくんだ

みんな淋さびしさを かくそうと
ひきつった笑顔えがおを見みせている
笑わらい合あえば 笑わらい合あう程ほど
俺達おれたちは離はなれていく そんな気きがする
離はなれていく そんな気きがする