Wave of Emotion 歌詞 津田朱里 ふりがな付

ズレてく感覚かんかく 何度なんども見みる夢ゆめに 心こころむしばまれてく
痛いたみは感かんじない 自分じぶんの足元あしもとも見みえず 暗闇くらやみの中なか 深ふかく沈しずんで

いつしか朽くち果はてて 忘わすれ去さられるなら 今いまこの声こえを

絡からまる言葉ことば 追おいつかない 今いまの自分じぶんでは未完成みかんせいだ
何なにもない深海しんかいで漂ただよっている それでよかった
繰くり返かえし呟つぶやいた呪文じゅもんのように 許ゆるしを請こう
誰だれに向むけ?うなされて 夢ゆめから覚さめ 夢ゆめから覚さめ
眩まぶしすぎる無限むげんの世界せかい

行いき交かう人波ひとなみ 一人ひとり取とり残のこされたよう あわてて潜もぐる
右みぎから左ひだりへ うまく舵かじを取とって進すすめ マニュアル通どおり 笑わらわれぬよう

誰だれかの言葉ことばに 心こころつぶされないで 今いまその声こえを

世界せかいはいつも眩まぶしすぎて 今いまの自分じぶんでは不完全ふかんぜんだ
もういいや 投なげ出だして 目めを閉とじてた 遠とおざけてた
まだ間まに合あう? 手てを伸のばせる?

嫌いやになる程ほどに見慣みなれた冴さえない表情ひょうじょう
水面すいめんにうつす ジクリうずく心こころ
もういいや もうやめようよ
自分じぶんを苦くるしめ 閉とじ込こめるのは

泳およいでゆけ 先さきは見みえない 風かぜがかわる その向むこうへ
さぁ行いこう 心こころの中なか 何度なんどだって 波なみを起おこせる
泣ないてた ここにいると 声こえを枯からし叫さけんでいた
誇ほこれるものなくても 不完全ふかんぜんも愛あいせたなら
まだ間まに合あう 手てを伸のばせる