年輪・歯車 歌詞 小室等 ふりがな付

ふとかれに出であって
ふとキスされて
ふとかれが好すきになって
ふとすばらしいとおもって

ふとほほえんで
ふと大おおきな声こえをあげて
ふと未来みらいを夢ゆめみて
ふと美うつくしい生活せいかつをはじめて

ふと子こどもに見みとれて
ふとかれの変化へんかに気きづいて
ふと捨すてられたことをしって
ふと涙なみだをながして
ふとひとりぼっちになって
ふと身みよりをたずねて
ふと顔かおのしわをみつめて
ふと眼めを閉とじて

靴くつにありついて
ほっとしたかと思おもうと
そうズボンがぼろになっている
ズボンがぼろに

ズボンにありついて
ほっとしたかと思おもうと
上着うわぎがぼろぼろになっている
上着うわぎがぼろぼろに

上着うわぎにありついて
ほっとしたかと思おもうと
そうもとに戻もどってまた
もとに戻もどってまた

ぼろ靴ぐつをひきづって
ぼろ靴ぐつをひきづって
ぼろ靴ぐつをひきづって
靴くつを探さがしまわっている

ふとひとりぼっちになって
ふと身みよりをたずねて
ふと顔かおのしわをみつめて
ふと眼めを閉とじて