彼方へ… 歌詞 杏子 ふりがな付

ささやいて風かぜ 無口むくちな風景ふうけいに
光ひかりはこんで 色いろを変かえてゆく

果はてしない空そら 何処どこまでも続つづく
砂すなが刻きざんだ 時ときのようにそう…

熱あつい夢ゆめを 求もとめている
あなたが 無事ぶじなように
祈いのることだけ せめて
何なにもかも すべて 振ふり切きるほど
情熱じょうねつ 燃もやして

湖うみの彼方かなた 白しろく光ひかる
波なみがいくつも 生うまれて
止とめられない 迷まよいのない
激はげしいほどの 挑戦たたかい
きっと 何なにかを 掴つかめるはず

セピアの街まちに 息いきづく人ひとたち
疲つかれた肉体からだ 癒いやしてあげて

走はしる窓まどから 消きえゆくオアシス
孤独こどくな旅たびを 見守みまもっていて

ひとり想おもう あなたのこと
同おなじ夢ゆめを 持もてたら
すこしでも 近ちかづける
はかり知しれない あなたのロマンス
大事だいじに 信しんじて

数かぞえきれぬ 夢ゆめのように
星ほしが 夜よるを 飾かざって
限かぎりのない 捨すてきれない
胸むねを打うつよな 想おもいが
変かわらずに 輝かがやき続つづける