メリー・クリスマス 歌詞 南野陽子 ふりがな付

パーティの場所ばしょへと 急いそぐ足あし 止とめた
イヴを知しらせる 街まちのテレビの前まえで Silent Holy Night

痩やせた子供達こどもたちが てのひら差さし伸のべ
ほんのわずかな パンのかけらを 求もとめていた

神かみさまは本当ほんとうに 生うまれる命いのちを
みんな同おんなじように 創つくられたのかしら

I say 髪かみに肩かたに
雪ゆきは降おりて とける Merry Christmas

夢ゆめとか憧あこがれに みんな出逢であうのに
彼かれらは最初さいしょ 悲かなしみと逢あい 泣なくの Silent Holy Night

わたし達たちからもし 愛あいを奪うばったら
なにが心こころに 残のこるのかしら 涙なみだが出でた

悲かなしみや苦くるしみ まるで祈いのるように
白しろい吐息といきになって 夜空よぞらへ昇のぼってゆく

I Say 頬ほおに指ゆびに
雪ゆきは降おりて とける Merry Christmas

限かぎりある命いのちの 弱よわきものたちを
強つよく力ちからあるもの どうか守まもりたまえ

I Say 街まちに窓まどに
キャンドルの灯あかり ともる Merry Christmas

髪かみに肩かたに 雪ゆきは降おりて とける Merry Christmas