両手いっぱい 歌詞 鈴木祥子 ふりがな付

手てを伸のばし あふれる空そらの青あおさに
溶とけてく 裸足はだしの子供こどもたち
遠とおく光ひかる 日差ひざしのなか走はしれば
かかとに追おいつく 長ながい影かげ

見みえない明日あしたを ここで待まってる
静しずかに眠ねむる あなたのそばで

恐おそれないで生いきてゆける
あなたがいるから
恐おそれないで 握にぎりしめた
手てを離はなしはしないから

青あおい海うみ 黒くろく汚よごされてゆく
空そらへと 哀かなしい雨あめが注そそぐ

小ちいさな命いのち 抱だきしめたなら
心こころの扉とびら 開ひらきはじめる

夜よるをこえて 闇やみをぬけて
目覚めざめたあなたに
名前なまえのない甘あまい花はなを
両りょう手ていっぱい 届とどけよう

恐おそれないで生いきてゆける
あなたがいるから
恐おそれないで 握にぎりしめた
手てを離はなしはしないから

俺おれをこえて 闇やみをぬけて
目覚めざめたあなたに
名前なまえのない甘あまい花はなを
両りょう手ていっぱい 届とどけよう