あの場所から 歌詞 西脇唯 ふりがな付

かけぬける風かぜの中なか あなただけ見みつめてた
すぎた日々ひび 脱ぬぎさるように 思おもいだけが立たちつくしてた

ドロップのような実みを見みつけた並木道なみきみち
笑わらい合あったあの場所ばしょへと 今いま 顔かおを向むける

悲かなしいくらい傷きずついても 悲かなしいくらい離はなれてても
同おなじ涙なみだを流ながせるのは ずっとあなたしかいないから
泣なきたいくらいおぼえている 泣なきたいくらい輝かがやいてる
黄昏たそがれがふりそそぐ街まちを どこまでも歩あるいたあの日ひ

花束はなたばにつつまれる恋こいならばよかったね
平凡へいぼんな暮くらしだけに憧あこがれたなら こわさなかった

ポケットに入いれた実みは枯かれてしまったけど
たったひとつはじめられる この 気持きもちだけは

悲かなしいくらいはぐれたけど 悲かなしいくらい迷まよったけど
失うしなうものは何なにもなくて やっと本当ほんとうの独ひとりになった
泣なきたいくらい話はなしたくて 泣なきたいくらい伝つたえたくて
最初さいしょの言葉ことばを探さがしてる 夢ゆめのようにあなたに会あえて

まっすぐにのびる視線しせん まっさらなほほえみで…

悲かなしいくらい傷きずついても 悲かなしいくらい離はなれてても
同おなじ笑顔えがおでうなづくのは ずっとあなたしかいないから
泣なきたいくらいおぼえている 泣なきたいくらい輝かがやいてる
黄昏たそがれがふりそそぐ街まちを どこまでも歩あるいたあの日ひ