遠い5月の真昼の海 歌詞 西脇唯 ふりがな付

彼女かのじょのことが好すきだとあなたは言いってる
ぬるいコーヒーを私わたしは飲のみつづけてる
波なみは光ひかりをあびて 船ふねはかがやいてる

あなたのどこかがずっと少すこし嫌きらいだった
だけどそれを忘わすれるほど 好すきだった
「煙草たばこ吸すってもいいかな?」なんて そんなことはじめて言いったね

ちょっと前まえまで楽たのしかったね
もうあんな風ふうには笑わらえないのかな
こんな5月がつの真昼まひるの海うみは
恋こいのまっただなかに来きたかったね 手てをつないで

うつむくのはやめようとすわり直なおせば
ぶつけようのない気持きもちがよりかかってくる
雲くもは夏なつのかたちを 窓まどの中なかに作つくる

さっき食たべたランチが胸むねにつかえている
外そとにでて風かぜにあたりにいこうと
そっと背中せなかをのばして一人ひとり 砂浜すなはまを歩あるきはじめた

会あいたいときに会あえたことって
そんなになかったね 都合つごうばかり見みてた
アキラメナイデ 気持きもちがさわぐ
あなたのつらそうな ほっとしてる顔かおのとなりで

ずっとそばにいると言いってもそれはいつまで?
恋こいのために2日かも休やすむような そんなあなたじゃない

ちょっと前まえまで楽たのしかったね
もうあんな風ふうには笑わらえないのかな
こんな5月がつの真昼まひるの海うみは
恋こいのまっただなかに来きたかったな 手てをつないで