せつなさのかけらたち 歌詞 藤崎詩織(金月真美) ふりがな付

風かぜに揺ゆれる緑みどりの枝えだも
ビルから見みおろす街まちあかりも
見慣みなれている景色けしきが 今いまは
なんとなくモノクローム

一緒いっしょにいてもすれ違ちがってる
吐息といきの向むこう側がわ 逢あうたび見みえてくる

初はじめて出逢であった日ひの瞳ひとみを想おもい出だして
ただまっすぐ見みつめ合あえていた
せつなさはいつもいつも
憂鬱ゆううつと隣となり合あわせね
抱だきしめて 素顔すがおを見みせたい
あなたにだけ…

見上みあげるたびせまくなってく
空そらはため息いきを誘さそう

電話でんわの甘あまいささやきさえ
いつからか忘わすれて 不安ふあんぶつけていた

初はじめて出逢であってからあなただけを見みている
だけど時間じかんは淋さびしさ集あつめて
せつなさはいつもいつも
戸惑とまどいと隣となり合あわせね
くりかえす 無意味むいみなウソさえ
あなただから…

初はじめて出逢であった日ひのあの笑顔えがおに逢あいたい
うつむいてるまつげに隠かくれて
せつなさはいつもいつも
思おもい出でと隣となり合あわせね
届とどかない でもあきらめない
あなたになら…

初はじめて出逢であった日ひの喜よろこび忘わすれないで
取とり戻もどそうあの頃ころのふたり
せつなさはいつもいつも
幸しあわせと隣となり合あわせね
そのかけら 積つみ重かさねていく
ふたりになる…