季節の跡 歌詞 福山芳樹 ふりがな付

ひとりきり 空そらは青空あおぞら
僕ぼくの心こころは 海うみの底そこ
我われを忘わすれて 記憶きおくを捨すてて
楽らくになりたい 今いまだけでも

朝あさが来きて 新あたらしい街まち
船ふねを見送みおくる 白しろい花はな
遠とおく離はなれて 見みえなくなって
初はじめて知しった 季節きせつの跡あと

I love you 出会であった あれは五月ごがつ
I leave you 流ながした 涙なみだの数かず
きっとこの空そらは 僕ぼくには青あおすぎて
こらえきれずに ふるさと

からすうり 山やまの合間あいまに
赤あかく灯ともって 朽くちてゆく
子供こどもの夢ゆめは うつろな香かおり
今いまもかすかに 僕ぼくを責せめる

I love you 流ながれに ゆれる緑みどり
I leave you 別わかれに 鳴なく海鳥うみどり
きっとこの空そらは 僕ぼくには広ひろすぎて
迷まよい迷まよって ふるさと

I love you 確たしかに 陽ひは昇のぼって
I leave you 静しずかに 沈しずんでゆく
きっとこの空そらは 僕ぼくには青あおすぎて
こらえきれずに ふるさと
こらえきれずに ふるさと