ゆうびんポストのサンデー 歌詞 井上喜久子 ふりがな付

うちの近所きんじょのポストの名前なまえを
サンデーって名付なづけた日ひから
友ともだちみたいで 会あうたびうれしい気分きぶん

薬屋くすりやさんの角かどを曲まがったら
サンデーがむこうに見みえる
バス停ていは反対はんたい だけどちょっと遠回とおまわり

えらいよサンデー いつも24時間じかん直立ちょくりつ不動ふどうで
みんなのために 役立やくだってること自慢じまんもしない
あなたを見みてると 私わたし 勇気ゆうきがわいてくる
今夜こんやこそあのひとに 手紙てがみをしたためよう

言葉ことばでは言いえない想おもい 届とどきますように
片想かたおもいの強つよい味方みかた サンデーにほほ寄よせた
ほっぺたがひんやりした

花柄はながら模様もよう便びんせんとふうとう
サンデー 買かってきたからね
私わたしの気持きもちに かわいい花はな添そえたくて

たけど恋こいしいあの人ひとの名前なまえを
サンデー 書かいて3時間じかん
ためいきの雲くもに 乗のって旅立たびだちそうよ

今いままでずっと 遠とおくから見みているのが精せいいっぱいで
私わたしはそれだけで とても幸しあわせだったけれど
サンデーがくれた 勇気ゆうきをムダにはしないわ
今夜こんやこそあのひとに 気持きもちを伝つたえよう

何回なんかいも下書したがきをして 書かいたラブレター
でもね本当ほんとうにいいのかな こころがふるえてた

なぜかしら暑中見舞しょちゅうみまいの ハガキを手てにして
朝あさもやの中なか駆かけ出だした サンデーが待まっている
ほっぺたがほんわりした
サンデーはにっこりした