ハマナスの記憶 歌詞 宍戸留美 ふりがな付

昨日きのう夢ゆめで見みた傘かさをさすあなたが
どうしてこんなに気きになるの
部屋へやの明あかりをいつもより暗くらくして
あなたが出でてくるのを待まってるの

あぁ忘わすれてた 甘あまくせつない遠とおい日ひの記憶きおく
長ながい長ながい夜よる ふと目めを覚さまして
夜風よかぜに揺ゆれるカーテンの横よこで
夢中むちゅうになって 抱だき合あうふたり

ハマナスの花はなが咲さいてる海辺うみべで
貝殻かいがらを集あつめて作つくった首飾くびかざり
久ひさしぶりに出だして首くびに飾かざって
待まってるから一緒いっしょに踊おどりましょう

古ふるいアルバムを開ひらいてみたら
あなたに抱だかれた幼おさない日ひの私わたし
昨日きのう夢ゆめで見みた優やさしい目めの人ひとは
あの日ひ、出でて行いった
そう‥‥あなた
そう‥‥あなた