夜明け星 歌詞 原田ひとみ ふりがな付

夜明よあけ前まえの闇やみの中なかに きらめく星ほしを探さがしてる
僕ぼくを包つつむ深ふかい霧きりが 冷つめたく視界しかいを奪うばうよ

足元あしもともつれてつまづいたきり
ここから動うごけない

僕ぼくの手てを いま握にぎってくれたのは誰だれだろう
熱あつい手てのひらで
ひとりだけで歩あるいてた そんなはずないことさえも
忘わすれていたよ

東ひがしの空ぞら 輝かがやく星ほし 見みえたら夜明よあけはすぐだよ
聞きこえる声こえあたたかくて 枯かれてた涙なみだがあふれる

暗くらさに怯おびえて 君きみの姿すがたも見みえなくなってた

僕ぼくのそばにずっといてくれたのは君きみだった
どんな時ときだって
ひとりじゃない それだけで
立たち上あがる力ちからになると教おしえてくれたから

蒼色あおいろに染そまってゆく地平線ちへいせん
ここからが始はじまりだね
悲かなしみも喜よろこびも
抱だきしめる ありのまますべてを

もしも君きみが立たち止どまる
その時ときは僕ぼくが手てを引ひいて歩あるいてく
ひとりだけで生いきられない
僕ぼくたちは弱よわいからこそ 共ともにゆくんだ

僕ぼくのそばにずっといてくれたのは君きみだった
どんな時ときだって
ひとりじゃない それだけで
立たち上あがる力ちからになると教おしえてくれた
歩あるき出だせるから

東ひがしの空そら 輝かがやく星ほし 見みえたら夜明よあけはすぐだよ
君きみの声こえがあたたかくて なぜだか涙なみだがあふれる