海がくれたバイオリン 歌詞 藤澤ノリマサ ふりがな付

散策さんさくの帰かえり道みち
浜はまで拾ひろったバイオリン
砂すなに埋うずもれて泣ないていた
時ときの落おとし物もの

弾はじけるはずないくせに
新あたらしい弦げんを張はる
齢よわい 七十ななじゅう 神様かみさまに
宿題しゅくだいを貰もらう

どんなに年としをとろうと
はじめてを 見みつけたら
心こころは まだ若わかいさ

折おれそうな指先ゆびさきを
月つきがぼんやり笑わらってる
猫ねこの声こえだとしばらくは
我慢がまんしておくれ

三さん月がつは思おもい出だす
人ひとが多おおくて空そらを見みる
遠とおいどこか届とどく音おと
いつになるだろう

どんなに年としをとろうと
思おもい出では 変かわらない
涙なみだは まだ優やさしい

いろんな道みちがあるけど
最後さいごには 同おなじ道みち
きっと おまえに また逢あえる

散策さんさくの帰かえり道みち
浜はまで拾ひろったバイオリン
砂すなに埋うずもれて泣ないていた
時ときの落おとし物もの
砂すなに埋うずもれて泣ないていた
時ときの落おとし物もの