ハタメキ 歌詞 中川昌利 ふりがな付

繊細せんさいなシンセが街まちから消きえたら
寂さびしくなるシグナル
僕ぼくはいつも君きみの真似まねなのさ
適当てきとうなニッチなロックとこだわりをぶら下さげ
夜よるは更ふけてカップルの片かたっぽが吐はいてる

時々ときどき僕ぼくは後輩こうはいぶってる
僕ぼくをきみに見みえるようにボコボコにしたくなるよ
レンタルビデオ屋や通どおりの
風かぜが吹ふくと旗はたが揺ゆれてわかるように

クロエ・セヴィニーの映画えいがが見みたいけど
サブスクにちょうどない
美うつくしさはいつも懐なつかしさと
見間違みまちがうから気きを張はっていないと
いけないね
これだから僕ぼくの春はるは遠とおいのだ

時々ときどき僕ぼくは繊細せんさいぶってる
君きみを君きみに解わかるようにめちゃくちゃにしたくなるよ
連載れんさい途中とちゅうでやめた漫画まんがってどうなったっけ
時々ときどき僕ぼくは天才てんさいぶってる
僕ぼくを君きみに解わかるようにめちゃくちゃにしたくなるんだ
レンタルビデオ屋や通どおりの
風かぜが吹ふくと旗はたが揺ゆれてわかるように

はためく夜よるに