シュールな午後 歌詞 多田葵 ふりがな付

あの日ひ着きてたチェックのシャツ
胸むねの奥おくで柔やわらかな風かぜが吹ふいた

笑わらった君きみの顔かおで全すべてが報むくわれるから
恥はじも時ときも名前なまえも今いま捨すてるよ

クセのある声こえ 目めの下したのクマ まっすぐな瞳ひとみ 左ひだりほほの傷きず
君きみが足たりない 理由りゆうはいらない 決きまりなどない
見みつめて壊こわして シュールな午後ごご

指ゆびが触ふれた 息いきは止とまった
この目めに映うつる世界せかい 君色きみいろに染そまった

思考しこうを滑すべらせて君きみの中なかもぐりこみたい
歪ゆがんだあたしなりの愛あいを捧ささげよう

下手へたくそな文字もじ 不器用ぶきような歌うた 首くびつたう汗あせ キレイな横顔よこがお
君きみが足たりない 届とどかない距離きょり 答こたえなどない 見みつめて壊こわして

大おおきな歩幅ほはば はねた前髪まえがみ 親指おやゆびの爪つめ ぎこちない仕草しぐさ
君きみが足たりない もどかしい距離きょり このままがいい
見みつめて壊こわして シュールな午後ごご

笑わらった君きみの顔かおで全すべてが報むくわれるから
わがまま一ひとつだけ聞きいてくれるなら

君きみをください ほんの少すこしだけ ほほえんでもっと すぐに返かえすから
君きみに触ふれたい 君きみを知しりたい 君きみに会あいたい 君きみが愛いとしいよ

下手へたくそな文字もじ 不器用ぶきような歌うた 首くびつたう汗あせ キレイな横顔よこがお
君きみが足たりない 届とどかない距離きょり 答こたえなどない 見みつめて壊こわして
シュールな午後ごご