鳥になって 歌詞 多田葵 ふりがな付

未来みらいは手てつかずのままに輝かがやいて
いつだってまぶしすぎて動うごけなくなってしまう
あたしは遠とおい過去かこさえも
振ふり返かえることができない

鳥とりになって 鳥とりになって
自由じゆうに羽はばたいてたね
どこまでも ひかれあって もとめあって
命いのちごと抱だきしめた

泣なかないでね 恋心こいごころよ
まだ勇気ゆうきをだせずに
忘わすれられないまま
本当ほんとうの自分じぶん受うけ入いれることできずにいるけど

誰だれもきっとひとりじゃない
見みえない傷きず抱かかえて
いつかその痛いたみさえいとしく
愛あいせる自分じぶんにめぐり逢あえると思おもうから

鳥とりになって 鳥とりになって
もう一度いちど
風かぜになって 風かぜを切きって
あの空そらを駆かけ抜ぬける

泣なかないでね 恋心こいごころよ
ありのままの姿すがたで
失うしなった悲かなしみ嘆なげくよりも
その悲かなしみとともに生いきてゆく

人ひとは誰だれも皆みんなひとりじゃない
見みえない傷きず抱かかえて
それでも光ひかりめざし飛とび立たつよ
やさしさを心こころに刻きざみつけて
鳥とりになって

未来みらいは手てつかずのままに輝かがやいて
いつだってまぶしいほど手招てまねきをくれるのさ
あたしはいま歩あるきだす