野生のマーガレット 歌詞 白井貴子 ふりがな付

機械きかいのように 仕事しごとに追おわれた日々ひび
飛とび出だして ここまで来きてしまったよ

春はるのイングランド 丘おかの続つづくハイウェイ
2年前ねんまえめぐり逢あった マーガレットさがして

"さよなら"さえ あの夜よる言いえなかった
あの人ひとの涙なみだまで 背せおう勇気ゆうき持もてず
卑怯ひきょうだと思おもわれても 言いい訳わけで想おもい出でを
けがしたくなかったの

そうよ 野生やせいのマーガレット
あの日ひあなたはこの私わたしに教おしえてくれた
生いきてる造花ぞうかにならないで

疲つかれはてたその腕うでじゃ
愛あいすべき人ひとも愛あいせない 忘わすれないわ
ギザギザの野生やせいのマーガレット

裸足はだしのまま 土つちの上うえを歩あるく
何なにもかも生うまれたままあの日ひのように
知しらず知しらず なくしていた
喜よろこびや悲かなしみを 体からだで感かんじたくて

だから野生やせいのマーガレット
あなたのように生いきたかった
何なにも言いわず 理想りそうにむかって走はしってる

イヤなヤツに踏ふまれても
あなたはきっと怒おこらないわ 緑みどり深ぶかい
ギザギザの野生やせいのマーガレット

あまえてた… 彼かれのやさしさに
約束やくそくもほほ笑えみも 破やぶり続つづけたまま

だから野生やせいのマーガレット
私達わたしたちの為せいつまでも咲さき続つづけて
醜みにくいあやまちをおかすから

とてもすぐあなたのように
いとしい笑顔えがおに戻もどれない だけどいつか…
ギザギザの野生やせいのマーガレット

きっと野生やせいのマーガレット あの人ひとの胸むねに戻もどりたい
たとえどんなに つめたく拒こばまれたとしても

そうよ誰だれよりあの人ひと 大切たいせつな人ひとだからいいの
あきらめない
ギザギザの野生やせいのマーガレット