都会の朝 歌詞 上條恒彦 ふりがな付

厚あついガラスのむこうに
白しろい河かわのような高速道路こうそくどうろ
音おとを刻きざまない街まちのかなたに
今日きょうがただ急いそぐよ
心こころのままに愛あいして
心こころのままに振舞ふるまう
悲かなしみなんか忘わすれたように
都会とかいの朝あさはいきづく

淋さびしいからこそ微笑ほほえみ
始発しはつのバスにゆられてみれば
やがてざわめきとかわる街まちに
やさしい人々ひとびとがよみがえる

心こころのままに愛あいして
心こころのままに振舞ふるまう
悲かなしみなんか忘わすれたように
都会とかいの朝あさはいきづく

赤あか錆さびた橋はしの上うえをふたり
今日きょうもわかれる人ひとがいる
鳥とりは又またいつか飛とんでくるよ
この空そらを見直みなおしたときに

心こころのままに愛あいして
心こころのままに振舞ふるまう
悲かなしみなんか忘わすれたように
都会とかいの朝あさはいきづく