何なにも持もたずかけ出だそう
こんな晴はれた日ひには 遠とおくまで
ベランダに干ほしたままの
白しろいシャツが はためき手てを振ふる
はじめて通とおる道みちは
長ながければ長ながいほど
その先さきにある景色けしきが
輝かがやいて見みえるから
だれにもできないことが
きっとそこにある
手てをのばせば 届とどきそうな距離きょり
正ただしいのか間違まちがいなのかは
あとからわかるから
いまはこうしていたい
向むかい風かぜに身みをまかせ
少すこし後うしろを振ふり返かえってみれば
おぼろげだった思おもいも
あの頃ころよりはっきりと見みえてる
どこへ行いくのかはそんなに
たいしたことじゃないから
まっさらなこの紙かみの上うえ
自由じゆうに飛とび回まわってゆけば
だれにもなれないものが
きっとそこにある
目めを開あけば 当あたり前まえのように
正ただしいのか間違まちがいなのかは
あとからわかるから
いまだけをみていたい
だれにもできないことが
きっとそこにある
手てをのばせば 届とどきそうな距離きょり
正ただしいのか間違まちがいなのかは
あとからわかること
いまはこうしていたい
何naniもmo持moたずかけtazukake出daそうsou
こんなkonna晴haれたreta日hiにはniha 遠tooくまでkumade
ベランダberandaにni干hoしたままのshitamamano
白shiroいiシャツsyatsuがga はためきhatameki手teをwo振fuるru
はじめてhajimete通tooるru道michiはha
長nagaければkereba長nagaいほどihodo
そのsono先sakiにあるniaru景色keshikiがga
輝kagayaいてite見miえるからerukara
だれにもできないことがdarenimodekinaikotoga
きっとそこにあるkittosokoniaru
手teをのばせばwonobaseba 届todoきそうなkisouna距離kyori
正tadaしいのかshiinoka間違machigaいなのかはinanokaha
あとからわかるからatokarawakarukara
いまはこうしていたいimahakoushiteitai
向muかいkai風kazeにni身miをまかせwomakase
少sukoしshi後ushiろをrowo振fuりri返kaeってみればttemireba
おぼろげだったoborogedatta思omoいもimo
あのano頃koroよりはっきりとyorihakkirito見miえてるeteru
どこへdokohe行iくのかはそんなにkunokahasonnani
たいしたことじゃないからtaishitakotojanaikara
まっさらなこのmassaranakono紙kamiのno上ue
自由jiyuuにni飛toびbi回mawaってゆけばtteyukeba
だれにもなれないものがdarenimonarenaimonoga
きっとそこにあるkittosokoniaru
目meをwo開aけばkeba 当ataりri前maeのようにnoyouni
正tadaしいのかshiinoka間違machigaいなのかはinanokaha
あとからわかるからatokarawakarukara
いまだけをみていたいimadakewomiteitai
だれにもできないことがdarenimodekinaikotoga
きっとそこにあるkittosokoniaru
手teをのばせばwonobaseba 届todoきそうなkisouna距離kyori
正tadaしいのかshiinoka間違machigaいなのかはinanokaha
あとからわかることatokarawakarukoto
いまはこうしていたいimahakoushiteitai