scat blue 歌詞 Faylan ふりがな付

隣となりに並ならぶ肩かたに 少すこし 背伸せのびしたら
言葉ことばが また浮うかんでは消きえた

巡めぐりくる季節きせつとか
息いきづく風景ふうけいも
ほら 空そらを彩いろどり
何なにか言いいたげで

滲にじまないよう 優やさしく
虹にじを描えがいて 気きづくよ
この気持きもち生うまれた
場所ばしょに触ふれたら ――そこから

重かさねた想おもいは 青あおく溶とけて
まだ熱あつい感傷かんしょうは 君きみが くれたの
声こえに出だしたら 伝つたえにいこう
ただ大事だいじで、かけがえない この記憶きおくを

皆みんな 通つうじ合あって 手てをつないだ
ただ一ひとつの 愛あいの唄うた

始はじまりの1ページ
どこかに忘わすれたら
一緒いっしょに 立たち止どまってみましょう

真まっすぐな願ねがいなら
けなげな偶然ぐうぜんが ほら
その行いき先さきを 囁ささやいてくれる

人ひとが出逢であった意味いみは
名なもなき色いろ 知しるため
教おしえてくれたのは
君きみなのでしょう ―今いまでも

閉とじた瞼まぶたに 淡あわく浮うかぶ
温あたたかい感情かんじょうが 生命せいめい 宿やどすよ
そっと 近ちかくの 街まちへ送おくろう
ただ愛いとしく、かけがえない そんな奇跡きせき

重かさねた想おもいは 青あおく溶とけた
まだ熱あつい感傷かんしょうを 誰だれに届とどけよう
遥はるか遠どおくに 巡めぐり続つづく
ただ大事だいじで、そこにあった
「ありがとう」を

小ちいさな 両手りょうてに 溢あふれた雫しずくを
あの日ひ くれたように
もう一度いちど 空そらへと帰かえすのは
きっと 愛あいの唄うた