鎮魂の旅へ 歌詞 Faylan ふりがな付

満みちる刻ときをやっと迎むかえた
残のこる想おもい 忘わすれていいんだよ

欠かける月つきに矛盾むじゅんの願ねがい
誰だれも誰だれも あの娘こ泣なかせないで

答こたえを決きめたしぐさは
幕まくを下おろすと 咆ほえている

ふれ合あう 今いまだけ心こころが
怒いかりの火ひやがて拭ふき消けされ
私わたしも消きえてゆくよ
涙なみだを見みなくて済すむように
さあ、とこしえの旅たびへと向むかいましょうか

堕おちる人ひとは自分じぶんの意志いしで
急きゅうに光ひかり 失うしなうものだから

飛とんだ筈はずの空そらは幻まぼろし
白しろい羽はねの 私わたしじゃなかったよ

力ちからを望のぞむ誘惑ゆうわく
仕組しくまれた罠わな 遅おそかった

いとしく 目めで抱だきしめたい
隠かくしても限界げんかいの中なかで
私わたしにできることは
これから強つよく生いきる姿すがた
ただ、いにしえの淵ふちから祈いのりましょうか

ふれ合あう 今いまだけ心こころが
怒いかりの火ひやがて吹ふき消けされ
私わたしも消きえてゆくよ
涙なみだを見みなくて済すむように
さあ、とこしえの旅たびへと向むかいましょうか