本当の愛を求めて 歌詞 Faylan ふりがな付

重かさなり合あう影かげ そっとなぞる唇くちびるから
漏もれてゆく その吐息といき 感かんじるままに…

わざと含羞はみかんで 流ながす涙なみだにも もう飽あきたわ
戸惑とまどいながら 溺おぼれてくあなたに 疲つかれて…

誘さそう度たび熱あつく ハジけてくモノを
飲のみ乾ほした後あとにある その場ばだけの冷さめた遊あそび

ただ愛あいされるだけの恋こいなんて
男おとこたちを操あやつる ゲームだわ
あたしを知しれば もう誰だれも愛あいせない
また身体からだ 求もとめていく

恋こいは盲目もうもくな ひどい熱ねつを帯おびた病やまいだと
誰だれもが言いうけど 甘あますぎる薬くすりはいらない

焦じらす度たび強つよく 応こたえるその手てに
しがみつく一いち時じの 煩わずらわしい欲望よくぼう達たち

もう愛あいされるだけじゃ埋うまらない
心こころの隙間すきまに 騙だまされたいの?
『会あいたい』なんて リアルなウソなのよ
このスリルにのまれたい

今いま愛あいされ愛あいしていたいから
そんな言葉ことばに 真実しんじつはあるの?
無言むごんの痛いたみ チープな言いい訳わけで
翻弄ほんろうさせてあげるわ

でも本当ほんとうの愛あいに触ふれたくて
声こえに出でない悲かなしみ 残のこしてく
明日あしたの光ひかりが まだ見みえないのなら
このまま眠ねむり続つづけたい…