キミしきる 歌詞 石原夏織 ふりがな付

キミのかたちは
四角しかくいかな 丸まるいかな
それとも想像そうぞうできない
新あたらしいかたちかな

心こころと体からだは別々べつべつのもの
違ちがう速度そくどで育そだってくから
噛かみ合あわなくなったりする
心こころの重おもさに追おいつかない日ひもあるよ

それは他人ひとに見みえないからね
伝つたわらない悲かなしさに軋きしむ時ときには 一緒いっしょに居いよう
寄より添そえたなら チグハグなかたちも
きっと噛かみ合あうから
だからそのままのキミでいて

キミが怖こわがることは何なに
弱よわいこと?
良よく見みられたい、完璧かんぺきになりたい、好すきでいて?

誰だれかを羨うらやむたびに
ずれてくもどかしさが募つのるばかり
その背中せなかには誰だれかの憧あこがれが光ひかって
惹ひかれているはずなのに

それはキミに見みえないからね
近ちかすぎてぼやけてしまうけど
必かならず見みつけるよ 触ふれてみせるよ
溢あふれそうな心こころも
きっと包つつみ込こめる
だからそのままのキミでいて

かかとを上あげて
ホントは届とどかない場所ばしょ 無茶むちゃもいいけど
一番星いちばんぼしはキミの手ての中なかにずっとある

見みえなくて不安ふあんな時ときや
伝つたわらない悲かなしさに軋きしむ時ときには 一緒いっしょに居いよう
寄より添そえたなら チグハグなかたちも
きっと噛かみ合あうから ここにいるから キミでいてよ
ねえ そのままのかたちが好すきなんだ
だからいつまでもキミでいて