「だから嫌きらい」 「だけど好すきよ」
くちづけで つぶやく
やさしい雨あめに 抱だきしめられて
揺ゆれる想おもい ひそかに
今日きょうはあなたを 怒おこらせたくて
時計とけいわざと外はずした
強つよがりなら 得意とくいだけれど
結局けっきょく 最後さいごは 引ひき分わけなの
いつも側そばにいてくれるけど
ないものねだりが増ふえてゆく
「だから嫌きらい」 「だけど好すきよ」
くちづけでつぶやく
円舞曲わるつみたいに 歌うたう雨音あまおと
髪かみに指ゆびに こぼれる
せめて少すこしは わたしのことを
想おもいながら 待まってて
すましたまま 手てを振ふったけど
笑わらった途端とたんに 負まけになるの
胸むねの奥おくを見透みすかされるわ
困こまった顔かおした女優じょゆう
たぶん あなた わたしよりも
わたしを判わかってる
ひと雨あめごとに 春はるに近付ちかづく
にじむ街まちも 華はなやかに
過去かこと未来みらいへ ふたり導みちびく
踊おどる雨あめの音符おんぷ
やさしい雨あめに 抱だきしめられて
揺ゆれる想おもい ひそかに
円舞曲わるつみたいに 歌うたう雨音あまおと
髪かみに指ゆびに こぼれる
「だからdakara嫌kiraいi」 「だけどdakedo好suきよkiyo」
くちづけでkuchidukede つぶやくtsubuyaku
やさしいyasashii雨ameにni 抱daきしめられてkishimerarete
揺yuれるreru想omoいi ひそかにhisokani
今日kyouはあなたをhaanatawo 怒okoらせたくてrasetakute
時計tokeiわざとwazato外hazuしたshita
強tsuyoがりならgarinara 得意tokuiだけれどdakeredo
結局kekkyoku 最後saigoはha 引hiきki分waけなのkenano
いつもitsumo側sobaにいてくれるけどniitekurerukedo
ないものねだりがnaimononedariga増fuえてゆくeteyuku
「だからdakara嫌kiraいi」 「だけどdakedo好suきよkiyo」
くちづけでつぶやくkuchidukedetsubuyaku
円舞曲warutsuみたいにmitaini 歌utaうu雨音amaoto
髪kamiにni指yubiにni こぼれるkoboreru
せめてsemete少sukoしはshiha わたしのことをwatashinokotowo
想omoいながらinagara 待maっててttete
すましたままsumashitamama 手teをwo振fuったけどttakedo
笑waraったtta途端totanにni 負maけになるのkeninaruno
胸muneのno奥okuをwo見透misuかされるわkasareruwa
困komaったtta顔kaoしたshita女優joyuu
たぶんtabun あなたanata わたしよりもwatashiyorimo
わたしをwatashiwo判wakaってるtteru
ひとhito雨ameごとにgotoni 春haruにni近付chikaduくku
にじむnijimu街machiもmo 華hanaやかにyakani
過去kakoとto未来miraiへhe ふたりfutari導michibiくku
踊odoるru雨ameのno音符onpu
やさしいyasashii雨ameにni 抱daきしめられてkishimerarete
揺yuれるreru想omoいi ひそかにhisokani
円舞曲warutsuみたいにmitaini 歌utaうu雨音amaoto
髪kamiにni指yubiにni こぼれるkoboreru