…洋子 歌詞 尾崎和行,コースタルシティ ふりがな付

わかるだろう 洋子ようこ
泣なかないで洋子ようこ
君きみを離はなさないと感かんじる夜よるが
いつもの様ように横顔よこがお見みせる
想おもい出でかき集あつめ束たばねてみても
この都会とかいいつまでも雨あめが包つつむ
夢ゆめの扉とびらたたいて戯あそんでた
揺ゆれる日ひの予感よかん来くるとも知しらず
悲かなしいのは
二人ふたり無邪気むじゃきすぎたから

わかるだろう 洋子ようこ
泣なかないで 洋子ようこ
伝つたわる頬ほおの涙なみだふいておくれ
わかるだろう 洋子ようこ
泣なかないで 洋子ようこ
蜃気楼しんきろうみたいな時ときが過すぎる

世間せけんの波なみにかくれ見みえない今いまは
過去かこを優やさしく抱だきしめたまま
黒くろい瞳ひとみを閉とじた素顔すがおに向むかい
濡ぬれた髪かみに手てを置おき うつむきながら
「これが最後さいごのわがままなんだ」と
言葉ことばつまらせつぶやいても
せつない雨あめは降ふりつづくだけ

わかるだろう 洋子ようこ
泣なかないで 洋子ようこ
伝つたわる頬ほおの涙なみだふいておくれ
わかるだろう 洋子ようこ
泣なかないで 洋子ようこ
蜃気楼しんきろうみたいな時ときが過すぎる

だから

わかるだろう 洋子ようこ
泣なかないで 洋子ようこ
伝つたわる頬ほおの涙なみだふいておくれ
わかるだろう 洋子ようこ
泣なかないで 洋子ようこ
蜃気楼しんきろうみたいな時ときが過すぎる

わかるだろう 洋子ようこ
泣なかないで 洋子ようこ
蜃気楼しんきろうみたいな時ときが過すぎる