∴∴∴∴ 歌詞 全てあなたの所以です。 feat. 唄音ウタ ふりがな付

lalala...
放浪ほうろうを続つづけて辿たどり着ついた、
その場所ばしょは酷ひどく窮屈きゅうくつで、
宝たからの山やまに見間違みまちがえていた、
無常こうふくを噛かみ締しめていた。

むかしむかしあるところなる、
殺ころし合あう仲なかの語かたり部べは、
経緯いきさつの盈虚えいきょに酔よい痴しれた、
何なにかが間違まちがっていた。

爆はぜた事象じしょうの片へんも、
中身なかみのない嬰えいの集つどいも、
大おおきな白しろい壁かべも、
全すべてあなたの所以ゆえんです。

手てにする赤あかい目めも、
輝かがやける昏くらい過去かこも、
振ふり翳かざした彼かの身みも、
全すべてあなたの所以ゆえんです。

モールス&QR

雨上あめあがりの足跡あしあとの側そば、
賞味期限しょうみきげんの切きれたFの様よう、
亡なくした人ひとを呪のろい蔑さげすんで、
永劫ふこうに溺おぼれていたのか。

そして墓場はかばごと掘ほり返かえして、
色褪いろあせたイデアの先さきでは、
憚はばかられる者ものが遊歩ゆうほする、
何なにかが間違まちがっていた。

蠱惑こわくの草くさの根ねも、
渡わたり行いく時間軸じかんじくも、
何なにかの住すまう理ことわりも、
全すべてあなたの所以ゆえんです。

穢けがれゆく詐欺師あなたも、
疲弊ひへいした破落戸ならずものも、
偽物にせものの∴∴∴∴も、
全すべてあなたの所以ゆえんです。

遡さかのぼれる者ものも、
廃すたれた誰だれかの顔かおも、
緋色ひいろに見みえた星ほしも、
全すべてあなたの所以ゆえんです。

三さんの火ひの在処ありかも、
ユメウツツの望遠鏡ぼうえんきょうも、
傾かたむいた∴∴∴∴も、
全すべてあなたの所以ゆえんです。

反転はんてんして、
反転はんてんして、
反転はんてんして、
反転はんてんする。

複製ふくせいして、
複製ふくせいして、
Sを引ひき伸のばすのです。

記憶きおくして、
延長えんちょうして、
挫折ざせつして、
邂逅かいこうする。

あの日ひ夢ゆめに見みたものは、
身みを投とうじた彼岸ひがん花ばな。

呪縛じゅばくの呼よび声ごえも、
確執かくしつを生うんだ直線ちょくせんも、
鵺ぬえに唆そそのかされた、
答こたえを割わり切きっていた。

不可視ふかしなる顧慮者わたしも、
虚うつろの空そらの向むこうも、
教室きょうしつ外そとの墓場はかばも、
全すべてあなたの■■ゆえんです。

食指しょくしの喉元のどもとも、
身みを隠かくした窮きゅうの嘶いななきも、
歌うたに出来できない言葉ことばも、
全すべてあなたの所以ゆえんです。

飛とび散ちったカードの破片はへんを、
恣意しいの墓はかに探さがし出だし、
構築こうちくごと流ながれて行いった、
全すべてあなたの所以ゆえんです。

硯すずりの下したの次元じげんの、
ベクトルに見みゆ、
底辺ていへんの家いえ。

明あけ暮くれた不安ふあん、
為なす術すべも無ないもので、
只ただ、嘲笑あざわらうのです。
ah...

都合良つごうよく口くちを開ひらいては、
都合つごうよく耳みみを塞ふさぐ。

復讐ふくしゅうを誓ちかった朱あかい眼めが、
公正こうせいを取とり戻もどして!

有限ゆうげんの平行線へいこうせんの中なかで、
あなたの足跡あしあとを辿たどる。

指図さしずを受うけた蒼あおの字じは、
公正こうせいを取とり戻もどして!
lalala...