生活についての考察 歌詞 ヒロモトヒライシン feat. 重音テト ふりがな付

まんまるの瞳ひとみで何なにを視みているの?
バイパスの下したで空そらを見上みあげている
不安ふあんは飼かい慣ならしている?
ソレとも飼かわれている?
いつも心こころは僕ぼくの手元てもとには無ない。

まん丸まるの瞳ひとみは何なにを映うつすの?
割われたスマートフォンは黙秘もくひを貫つらぬいている
古ふるいテレビの熱ねつが
この部屋へやを満みたして
何日なんにちかぶりに窓まどを開あけてみたよ

半分はんぶんこの痛いたみ 半分はんぶんこの喜よろこび
生活せいかつの中なかですり減へって消きえた
心こころは不安ふあんなままで 一生いっしょう不安ふあんなままで
それが普通ふつうだと教おしえてよ

正ただしい人ひとでいたい僕ぼくらが
正ただしくあるために失うしなった
煌々こうこうと輝かがやく過去かこの縁よすが
優やさしい祖母そぼの自転車じてんしゃの荷台にだい
眠ねむっていると光ひかりが差さしこんだ
それらが与あたえた優やさしさ
祈いのってます

まんまるの瞳ひとみは見みたくないんだよ
ドンキのライトが今日きょうはやけに目障めざわり
君きみとの約束やくそくが週末しゅうまつにあるから
こんな僕ぼくも少すこし部屋へやの掃除そうじをする

半分はんぶんこのブリオッシュ
半分はんぶんこのゲームキューブ
生活せいかつの焦燥しょうそうで鋭するどくなった目めつき
安寧あんねいなんてどこにもない
安心あんしんだってここにはない
それで普通ふつうだと教おしえてよ

優やさしい人ひとでいたいあんたが
優やさしくあるために傷きずつけた
優やさしいあんたの心こころの隙間すきま
乱みだれる生活せいかつのリズムに
泣なき叫さけぶ暇いとまも余裕よゆうもない

どうしてこうも人ひとは非ひ合理ごうりなんでしょう

間違まちがいに気きづく度たび倒たおれた
その旗はたを誰だれかが拾ひろい上あげ
その連続れんぞくが【生活せいかつ】と知しった
理不尽りふじんをストロボに写うつした
【生活せいかつ】の記録きろくをここに残のこす
温あたたかな光ひかりが眩まぶしい AM700:ごぜん7じ

ここから旅立たびだつと決きめた
少すこしだけ夏なつの匂においがした
救すくわれたんだ 僕ぼくもあんたに
ありがとうだね