SUZUNARI 歌詞 稲垣吾郎 東京BTH～TOKYO BLOOD TYPE HOUSE～ 主題歌 ふりがな付

高架下こうかしたの乾かわいた風かぜ
浴あびる度思たびおもい出だす
僕ぼくは少すこしあの頃ころよりは
不真面目ふまじめにもなれた
遠とおくで鈴鳴すずなりする声こえ
君きみのだって思おもっては
癇癪持かんしゃくもちの脇役わきやくみたいに
突然声とつぜんこえを荒あらげたり
またすぐに笑えみ浮うかべてみたり
おもちゃ箱ばこの様ような感情手探かんじょうてさぐり
全部曖昧ぜんぶあいまいな色いろしてるよ
どの色いろが君きみに見みせる顔かおだっけ

でも
意外いがいと泣ないた気きがする
意外いがいと笑わらった気きもするんだ
今夜こんやこそちゃんと記憶きおくに留とどまるような夢見ゆめみたいな
意外いがいと怒おこった気きがする
意外いがいと許ゆるした気きもするんだ
ちょっとだけ美化びかした思おもい出でになるのだけ仕方しかたないけどさ
これからはもっと美うつくしいストーリーがあるはずなんだ

カーブの出口でぐちの景色けしきは
入口いりぐちから見みえない
だからどうなるかわからない
それがきっと美うつくしくなると
信しんじても自信じしんなどないさ
昔むかしのことさえ覚束おぼつかないのに

でも
意外いがいと泣ないた気きがする
意外いがいと笑わらった気きもするんだ
今夜こんやこそちゃんと記憶きおくに留とどまるような夢見ゆめみたいな
意外いがいと怒おこった気きがする
意外いがいと許ゆるした気きもするんだ
ちょっとだけ美化びかした思おもい出でだろうとまた作つくっていけばいい
そう思おもった

最初さいしょから取とり出だせはしない
君きみとの感情かんじょうが
どんな風ふうに変かわったとしても
それはそれでいい
その内うちきっと仲間なかまになれるから
不器用ぶきようなりに声こえを上あげるよ

ねえ
意外いがいと僕ぼくは泣ないたよ
意外いがいと笑わらったりもしたんだ
全部ぜんぶきっと意味いみがあるんだと僕ぼくは思おもって生いきてくんだ
意外いがいと怒おこったりもして
意外いがいと許ゆるしたりもしたんだ
そんな風ふうに人並ひとなみに悲かなしくしたり喜よろこんだりしてたけど
君きみと一緒いっしょに感かんじたいな
僕ぼくはずっと思おもってるよ