シェネルの2年半ぶりのシングルリリースとなった、TBS系金曜ドラマ『リバース』主題歌「Destiny」は先行配信でiTunesやレコチョクをはじめとした配信チャート15冠を記録し、音楽配信ストア ダウンロード累計ランキング（※iTunes、レコチョク、mora、mu-moの合算ランキング、累計数字はGFK調べ）1位も獲得し、先週5月10日に待望のCD発売を迎えた「Destiny」のミュージックビデオがついに公開。振付とクリエイティブ・ディレクションを手掛けたのは、マライヤ・キャリーの振付師として世界で活躍するG・マディソン（米人、33歳）。実はこのG・マディソン、シェネルの夫でもある。
弦楽器によるスリルあふれる演奏に、シェネルのソウルフルな歌が融合し“サスペンスR&B”とも称される同曲に、国境を超えるようなハイブリッドな側面を演出したい、というレコード会社担当者の意向から、ミュージックビデオの振付とクリエイティブ・ディレクションをG・マディソンにオファーしたところ、快諾。緊急来日を果たし、4月28日に国内パフォーマーとのリハーサルを経て、4月29日に撮影が行われた。
■MVについてのコメント ＜G・マディソン＞
「人生そのものを表しているんじゃないかな。運命に導かれて行き着く場所があって、でもどうやってそこに辿り着くのか自分でもわからず、常に状況が変化している中で、運命が自分を待ち受けている。という、凄く美しい歌で、その美しい物語を身体の動きや衣装で表現している。また、踊りのテーマはビデオの中でどんどん変わっていく。というのも、僕たちの人生も変化の繰り返しだ。だから、歌の一番と二番とでは、表現するものも違ってくる。ただ、一貫したものとしては、人との「関係性」と「変化」だ。あるシーンで、二人で踊っているんだけど、その中だけで彼らの関係性が４回も変化する。たった一つのシーンの中でね。難しいようで、実はやり易かったりするんだ。だって、人生そのものだから。ある人との間を行ったり来たりして、また別の人との間を行ったり来たりして、結局は自分なんだってことに気づくんだ。自分がどう考えて、どう見ているのかってことだって。今回の振り付けはそこをついている。ダンスのスタイルとしては、ジャズやヒップホップを融合させたコンテンポラリーなものだ。「融合」はすなわち「変化」や「合体」を意味しているわけだから。」
■MVについてのコメント ＜シェネル＞
「このミュージック・ビデオでは、私の違う様々な面が出ていると思う。生きている中で色々な経験をするわけで、自分自身も変わり続けている。ダンスを通して伝えようとしている物語があって、彼も言っていた数々の「変化」が色々な形のダンスを通して表現されている。それは、生きる上での他人との関係性と同時に、自分との関係性も象徴していると思うわ。
これまで私の音楽を応援してきてくれた人たちにありがとうと伝えたいのと、
新曲の「Destiny」が出て凄くワクワクしています。是非みんなに楽しんでビデオを見て欲しいです。」
■「Destiny」という曲名ですが、シェネルにとって旦那さんは運命の人ですか？＜シェネル＞
「彼は人生における、数々の運命の１つだと確信してるわ。彼がプロポーズをしてくれた日に、指輪をはめてくれた瞬間、全てが止まったの。その場で二人で立ったまま抱き合ったの。あんな経験は後にも先にもない、あの瞬間こそがわたしにとっての運命だったわ」
また6月14日に「Destiny」含む11曲収録のニューアルバム『Destiny』の発売が先日発表されたが、ジャケット写真が公開。あわせて、収録楽曲の全貌も明らかとなった。洋楽と邦楽の境界を超えて活躍するワン＆オンリーなアーティスト“シェネル”、らしい、オリジナルアルバムとなっているので是非チェックして欲しい。
なお、ドラマは第６話を迎えるが 主題歌「Destiny」の楽曲の使われ方、どんどんシリアスになっていくストーリーにも注目したいところだ。10周年というアニバーサリーを迎えた今年のシェネルから目が離せなくなりそうだ。
■シェネル「Destiny」MUSIC VIDEO（Short ver.）
【G・マディソン（Grandison Madison）PROFILE】
1983年6月9日、米カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。ジェニファー・ロペス、リアーナなどの米スーパースターのバックダンサーとしての経歴を経て、現在マライア・キャリーの振付師をも務める、世界的な振付師でありクリエイティブ・ディレクター。体脂肪率9％。身長185センチ。シェネルとは、共通の友人を通じて2009年に出会い、2013年に結婚、今年5月3日より結婚4年目に突入した。
