sumika 3曲は劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』ための書き下ろし
各地でライブチケット争奪戦が繰り広げられ、先日発売した『Fiction e.p』はオリコン週間シングルランキングで3位を記録、5月8日から始まるツアーでも武道館2daysを含めて各所でソールドアウトが出るなど、人気が急激に加速している4人組バンドsumikaが原作累計260万部突破・大ヒット小説の劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』オープニングテーマ・劇中歌・主題歌の3曲の制作を担当することが決定した。この3曲はすべて劇場アニメのための書き下ろしとなり、楽曲制作前からsumikaとアニメ映画監督である牛嶋監督との幾度かの打合せを経て制作された。また『君の膵臓をたべたい』原作者・住野よるも数年前に読者から薦められたことをきっかけに、ライブに通うほどsumikaファンだということもあり、作品と音楽の必然の出会いを感じさせるタイアップとなりそうだ。
sumikaのヴォーカル・ギターの片岡健太は「素晴らしい原作があって、そこにリスペクトを持った制作チームと共に、化学変化を楽しみながら、作品を作り上げました。」とコメントを寄せている。この発表と共に、sumikaの新曲『ファンファーレ』が使用された、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』の新特報がオフィシャルYouTubeチャンネル、オフィシャルサイトで公開となった。なお、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』は9月1日全国ロードショー。他の楽曲と作品がどのように世界観を広げていくのか楽しみだ。
(C)住野よる/双葉社 (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ
コメント
<原作:住野よる・コメント>まずファンとしてとても嬉しいです。数年前に読者さんから教えていただいたことがきっかけでsumikaの音楽に出逢い、ファンになりました。CDを買いライブも行きTシャツも持っています。そして、作者としての嬉しさがあります。『君の膵臓をたべたい』はまぎれもなく読者さんが世に送り出し、育ててきてくれたお話です。そのアニメの曲を、読者さんを通じて知ったsumikaの皆さんが作ってくださることは、『君の膵臓をたべたい』という本へのクライマックスとして、これ以上なく素敵なことだと感じています。
<監督:牛嶋新一郎・コメント>
サビへ向かって助走をつけて一気に爆発するような、エネルギッシュな曲だと思いました。
sumikaさんの曲がその映像にのったとき、とても美しい化学変化を起こせたと思っています。
原作ファン、sumikaファンの方々が映画を通して相互的に好きになってもらえたらと思います。
牛嶋監督とは楽曲制作前から打ち合わせをさせて頂いて、その後も1曲ずつ、お互いのイメージ共有をしながら進めました。作品と真摯に向き合っている事が、コンテの端々からも伝わってきて、この作品に音楽家として携われる幸せを噛み締めながら、楽曲制作に臨む事が出来ました。素晴らしい原作があって、そこにリスペクトを持った制作チームと共に、化学変化を楽しみながら、作品を作り上げました。一ファンとしても完成を心から楽しみにしております。
■劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』特報