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WALK OF MY LIFE..15周年を迎えた倖田來未の生み出す新しい自分と未来。【ライブレポート】


倖田來未15周年ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2015 WALK OF MY LIFE」のセミファイナルが2015年6月27日にさいたまスーパーアリーナで行われた。今回もUtaTen編集部愛香が取材に行って参りました!

開演前の会場内ではスクリーンに客席が映し出され、カメラを向けられたファンが「ラッスンゴレライやって!」「衣装を見せて!」などのお題に答えるといったイベントがあり、開演前から会場は大いに盛り上がった。MVPには最前列席のプレゼントがあり、今回は「キスして!」とお題が出た夫婦が選ばれ会場からは拍手と暖かい笑いが。

そして、開演時間になると突然場内が暗くなり、いよいよライブがスタート!会場のものすごい歓声の中、ステージを覆っていた幕が破れ宙に浮くベンツに乗った倖田來未(以下、倖田)が登場した。
今回のグッズ、4色に光るペンライトのピンクスイッチONの指示が出て会場はピンク一色に。

「行くぜ埼玉!!!」の掛け声に会場が再び歓声に揺れノンストップでキレキレ大迫力のダンスと歌を披露。あれだけ激しく動きながら少しも歌声にブレがない倖田のパフォーマンスに、”圧巻”の一言しか出てこない。
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6曲を終えて一度倖田が姿を消すと、スクリーンには映像が映し出される。
この映像のストーリーの始まりは倖田が”自分のイメージを自由に変えられる”会社を訪れるところから始まった…。
踊る自分、歌う自分、本当の自分とはなにか、それを考える暇もなくスケジュールはやってくる。と、ここまでで映像が終わるが終始「くぅちゃーん!」と倖田を呼ぶ声が会場から耐えなかった。
そしてドレス姿の倖田がステージに現れ、『hands』を披露。
『Sometime Dreams Come True』では「ありがとう、愛を込めて…」と倖田自らピアノで伴奏を弾き、会場を虜にした。

10曲目では「今夜は特別なプレゼントをご用意しました。」と、会場からひとり女性が選ばれステージ上の倖田が座るソファーへと案内された。
これは、何を歌えば皆さんが楽しんでもらえるのか、ということでお客さんに次歌う1曲を選んでもらおうと決めたという倖田の愛にあふれた演出であった。選ばれた女性はメニューから『Always』を選曲し、会場からは歓声が。「これからも隣に居させて…」という歌詞の時には女性を抱き寄せるようにして頭と頭をくっつけたり、女性を見つけながら歌ったりするうちに舞台に上がる前から涙を流していた女性も次第に笑顔になり、会場も暖かい気持ちでそんなふたりを見守った。

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12曲目『Dance In The Rain』では天井からつるされた布を使い空中で演技するエアリアルティシューと呼ばれる技を倖田自らが披露し、水しぶきを上げながら宙を舞う演出で会場を沸かせた。
そのあと先ほどの映像の続きが流れ、「いつも新しい自分で居ようとした。」「私の中にもみんなの心の中にも、たくさんの私がいる」と、過去のライブで様々な演出に挑戦した倖田の姿が映し出され、会場は改めて倖田のポジティブに新しい自分に挑戦し続ける姿勢を愛おしく思ったに違いない。

倖田の挑戦はまだまだ続き、14曲目『Fake Tongue』ではドラムとギターの演奏も披露した。ロックな衣装とメイクで初披露の新曲『HURRICANE』や懐かしのヒットソングを次々と歌い上げ、いよいよ最後の曲へ…。
『LIFE so GOOD!!』で会場がひとつになり、大盛況のまま会場に投げキッスをして倖田は舞台を去っていった。

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会場からは『Always』を歌うファンたちの歌声と手拍子が響き少しすると…、ストーリーの続きが流れ始め、「今日を生きたら新しい自分が生まれるはず。」という言葉をそれぞれの心に刻み、再登場をした倖田。ゴンドラに乗りアリーナをじっくり時間をかけて一周する間、彼女は一人一人の笑顔を自分の中に刻み込むように見渡し、手を振り続けながら歌った。

ステージに戻った倖田は「会場のみなさん、どうもありがとうございました!」と改めて感謝の言葉を述べた。
時に会場からも笑いが起こるようなこの日唯一のMCにファンからのレスポンスも盛り上がった。

今回のアルバムは「人がどう思うかではなく、自分がどう生きたか」をテーマに作ったという。彼女自身、時に自分のやっていることは間違ってるのかと悩んだこともあったが、待ってくれているファンや友達を想いそんな時期も乗り越え、やり通して来たことを振り返った。

そして「人生は自分のものだから、時に涙することもあると思うけど後悔しない人生を生きててほしいなって思います。今日のライブで忘れかけてた夢とか一歩踏み出す勇気をみなさんに与えることができたら嬉しいです」と語った。そして、最後に「これからも私のことを好きでよかったって思ってもらえるような、かっこいいアーティストであり続けたいと思います。」と語ると、『walk』を披露。歌い終えると再びエアリアルティシューで宙に舞い上がったところでシルエットだけを残し暗転。ただただ鳥肌が収まりませんでした。

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いま私は私でいますか?
私は私らしく、あなたはあなたらしく
自分を信じて。
WALK OF MY LIFE


という言葉で締めくくられ、会場からは暖かくてとても大きな拍手が鳴り続けた。
うしろを振り返らず常に前を向き、新しい自分と未来を生み出し続け、そしてファンの未来を明るく照らす。そんな倖田來未の生き様を見たライブでした。
圧巻のダンスパフォーマンスと新しい挑戦、そして愛。彼女のライブやパフォーマンスに今後も期待したい。


TEXT:愛香


-セットリスト-
1.You can keep up with me
2.Mercedes
3.House Party
4.But
Shake It Up
D.D.D.feat.SOULHEAD
5.Introduction~WALK OF MY LIFE~
6.Lippy
7.hands
8.Sometime Dreams Come True
9.WALK OF MY LIFE
10.Always
11.Gentle Words
Gimme U
12.Dance In The Rain
13.PIECE IN THE PUZZLE
14.Fake Tongue
15.Like It
16.HURRICANE
17.人魚姫
FREAKY
18.TABOO
HOT STUFF feat.KM-MARKIT
19.BRING IT ON
20.BE MY BABY
LOADED
21.LIFE so GOOD!!

-アンコール-
1.Lady Go!
WIND
I’ll be there
Butterfly
LALALALALA
Poppin Love Cocktail feat.TEEDA
2.walk


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