柴田晶子、世界で一番美しい楽器は口笛だった!?驚愕のアルバムが配信開始

誰もがふとした時に口笛を吹いた事はあると思うが、練習に練習を重ねていくと、そこらの楽器を遥かに陵駕するレベルまで到達できる。
世界を代表する口笛奏者の柴田晶子もそんなレベルに到達した1人。

彼女は世界口笛コンクールにおいて、なんと2度も女性成人部門で総合優勝を果たすという快挙を成し遂げている。
さらに2014年には、世界で最も活躍した口笛奏者に贈られる「Entertainer of The Year」も受賞。ヨーロッパ、アジアを始め、世界各地で演奏し、好評を博している。

ここまで読めばお気づきだと思うが、口笛とは私達が思っているより遥かに奥深く、興味深い世界である。
そして、そんな説明は無くても、単純に柴田晶子の口笛は聴いていて本当に気持ち良い。彼女の口笛を聴いているだけで、無条件に穏やかで幸せな気持ちになってしまう。

こちらも世界的に著名な作家、吉本ばなな氏もTwitterで「柴田晶子さんの口笛の清らかさ! 鳥以上に鳥! 曲もいいし、もうほんとに聴いてみてほしい。
そんじょそこらのヒーリングミュージックが束になってかかってきてもはねかえすほどの強さ。空気清浄機みたい!」(一部抜粋)とツイートしている。その表現は本当にその通りで、まさに鳥以上に鳥、空気清浄機以上に浄化してくれる。

今回、柴田晶子がAkiko Shibata × REALBOOK名義で昨年リリースしたアルバム「Anemos」が配信にてリリース。
CDよりも手軽に手に入れる事ができるので、是非その音楽に触れて欲しい。

このアルバムはピアニスト松田光弘氏のユニットREALBOOKとがっぷり四つに組んだ作品で、松田氏の瑞々しく、流麗なメロディーを極上の口笛で表現している。また、U-Zhaan氏、蓮沼執太氏、mabanua氏などの今を代表する日本のトップクリエイターが参加して、作品に彩りを加えている。極上のメロディーと口笛、それを支える緻密なアレンジを是非楽しんで欲しい。