レ・ロマネスク、「TiQNoKo」MV撮影成功のためにクメール語猛特訓

レ・ロマネスクが「TiQNoKo」のミュージックビデオを、YouTubeにて公開した。

「TiQNoKo」は、全編にわたりカンボジアの公用語であるクメール語で歌ったチャリティソング。ミュージックビデオは、2人が実際にカンボジアの村に出向き、お年寄りや子どもたち150名と歌い踊った様子を、全天球(360度)カメラでとらえたもの。

最初は見た目に圧倒されていた村人たちが、2人が地面に寝転んで「アナタもワタシも“地球の子”」と歌い踊る姿を見て、徐々に踊りに参加していく様子が描かれる。渡航前には発音を猛特訓したようで、歌詞に込められたメッセージが現地の人たちにも十分に伝わった様子だ。


この楽曲およびMVは、昨年の7月から10月にかけ、制作費をクラウドファンディングで募り、賛同者から400万円以上を集めて実現したものである。収益は全て日本国際ボランティアセンター（JVC）を通じ、カンボジアをはじめとした途上国の支援協力活動に役立てられる。

日本でもリリースが決定しており、この文化交流は在日本カンボジア大使館も公認。楽曲はカンボジア大使館の公式サポートソングに認定され、レ・ロマネスクは5月7日(土)東京・代々木公園で開催されるカンボジアフェスティバルへの出演も決定している。