皆さんの青春の1ページに残せるライブをします!!
5人組バンドのwacciが11月3日(祝・金)に、東京・日本大学法学部で開催された学園祭・“法桜祭”の「日法芸能LIVE 2023~supported by UtaTen~」に出演した。
学園祭では、日本大学法学部の在校生に加えて一般の来場者も参加。多くの観客が大講堂に集まる中、彼らは2022年にリリースしたアルバム「suits me! suits you!」に収録されている『夜を越えて』で華々しく幕を開けた。思わず体を動かしたくなるリズムに合わせて、会場はクラップの渦となり、その高揚感溢れる空間の中、橋口(Vo&Gt)がハンドマイクに切り替えて歌う『東京ドリーム』へ向かった。
MCで橋口は「コロナ禍で青春時代を過ごせなかった日々もあったかと思うんですが、今日は皆さんの青春の1ページに残せるライブをします!!」と学生たちに温かいメッセージを届ける。
2018年のリリースからwacciの名前を広げた人気曲『別の人の彼女になったよ』を披露し、切ない歌詞とメロディーに思わず涙する観客も。
感動に包まれた空間の中、好きな人への感情をストレートに綴った『感情』と人々の背中を押してくれる応援歌『大丈夫』を立て続けに披露し、wacciの中盤戦は終了。
みんなが大切な人をより大切に想えるように
後半戦では、橋口が「この会場をライブハウスにしたい!みんなでタオルを回したい!」と熱く叫び、7曲目の『フレンズ』へ。橋口はハンドマイク片手にフロアへ降り、学生の近くに向いながら会場全員でタオルや拳を回しながら元気に楽しむ姿が広がる。
ライブ終盤の『最上級』では、全体で「wowー!!」とコール&レスポンスをする風景が見られ、会場が一つになった瞬間だった。
ラストは「みんなが大切な人をより大切に想えるように」という橋口の言葉を筆頭に、大切な人への強い愛情を歌った『恋だろ』を披露し、幸せな物語を創り上げる。
全8曲で終わるかと思いきや、鳴りやまぬ歓声に応えるようにアンコールには『まばたき』を特別に演奏。wacciは合計9曲に渡る心に響く音のメッセージを優しく送り届けてくれており、学生たちの最高の記憶に残る一日となったに違いない。
TEXT みなちょ
PHOTO Kei Sakuhara
せットリスト
01.夜を越えて02.東京ドリーム
03.別の人の彼女になったよ
04.感情
05.大丈夫
06.フレンズ
07.最上級
08.恋だろ
En.まばたき