アイドル対バンLIVEイベント「iDOL on-line」が9月に続き「iDOL on-line POWERED BY UtaTen Alter Vol.02」として、2024年11月4日(月・祝)にduo MUSIC EXCHANGEにて開催された。今回は総勢20組のアイドルが集結し、ここでしか観られないライブを展開。圧倒的なスキルとパフォーマンス、そしてキュートな20組のアイドルたちが魅せたライブについてレポートしていく。
今日も今日とてアイドルファンたちで埋め尽くされたduo MUSIC EXCHANGE。そんな会場にトップバッターとして姿を現したのは、ニーキューオメガの8人。自己紹介も絡めたSEが会場に響き渡ると、「Are you ready?」とライブはスタートする。
ニーキューオメガ
「明日のキミをこれから救う」からトップスピードの彼女たち。自然発生するクラップに包まれながらフォーメーション駆使したスキルフルなダンスを展開する。紫夕さえの歌声が会場に響く。王道なアイドルソングを冒頭から魅せつけていく、ニーキューオメガ。
「WONDER WORLD」ではコールが巻き起こり、フロアのボルテージはさらに上昇。
キュートな衣装を揺らしながら圧倒的なライブメイク。間髪を入れず「織姫シューティングスター」を投下すると、その疾走感溢れるパフォーマンスに振り落とされさないようにオーディエンスはさらに拳を突き上げ彼女たちに呼応する。コール、ジャンプ、全身全霊で楽しむオーディエンスの姿。
MCでは、「11月10日、新しいステージへ。みんなも一緒に着いてきてね」と未来を予感させる言葉にフロアでは大きな歓声が上がった。ペンライトの光が揺れるフロアで「夢色ユーフォリア」を力強く歌唱した8人。どこか決意表明にも似たこのパフォーマンス。彼女たちのパワーは確実にフロアへ伝染している。堀北明日香の魂のこもった歌唱。8人は高らかに拳を突き上げ、パフォーマンスを閉じたのだった。
▷ニーキューオメガ 公式X
ラプラス
次に登場したのは、あなたにとってのプラスを届けるアイドルグループ・ラプラスの3人。彼女たちもまた冒頭からアクセル全開のライブパフォーマンスを見せつけてくれた。「星を作るよ!!」と宣言するとコールが起こるフロア。「おりひこの夜」を1曲目に投下すると、クラップが巻き起こる。一緒に踊るオーディエンス。1曲目からコールは鳴り止むことを知らない。MCでキュートに自己紹介をすると、「3曲続けて、最後まで楽しんでいきましょう!」と一言。
「クリアスカイ」を投下すると、コールの嵐と温かいクラップ。ダンスの振りを完コピしてるオーディエンスも散見される中、力強く歌唱するラプラスの3人。続けざまに「花にならなくても、鳥にならなくても」を投下すると、力強いサウンドとパフォーマンスに圧倒される。間違いなくフロアに熱を与えているのは、瀬戸真凜、神楽あすか、星乃まいの3人。
我々はもう彼女たちの奏でる音に寄り添うだけでいい。勢いはそのまま「十全のサクリファイス」をラストに投下するラプラス。コールの声は大きくなる一方だ。バンドライクなサウンドに乗せて、3人は全身全霊でパフォーマンスを続ける。彼女たちの発する熱気に軽装になっていくオーディエンスの姿。ラプラスはそれほどまでに熱いパフォーマンスを魅せてくれた。
▷ラプラス 公式X
純情のアフィリア
3組目に登場したのは、純情のアフィリアの7人。ペンライトが光るフロアにクラップで迎え入れられると「盛り上がっていきましょう! いくよ!」と煽る。呼応するように「おい!おい!」と声を上げるオーディエンス。「Lost In The Sky」が投下されると、共に歌い、踊るオーディエンスの姿がある。フロアを煽りながら展開していく極上ライブ。「みんなの声を聞かせて!」と声を上げると、オーディエンスは大きな声で反応する。
MCで自己紹介を済ませると、「セピア」を投下。フロアからは「よしっ!」と歓喜の声が上がる。オレンジ色の光に照らされながら、歌い奏でる7人。自然発生するコールとクラップ。セクシーさも兼ね備えたキレのあるダンスに飛び跳ねるオーディエンスが多数。
「声を出せますか!」と「ヴィーナスと蒼き七つの海」を投下。「一緒に踊ってください!」と言われたものだから、フロアはダンスフロアに変貌する。楽しそうに踊るオーディエンスと彼女たち。「私たちのこと大好きになって帰ってくださいね!」とキュートなセリフにフロアはメロメロ状態だ。「Go My Love」ではキュートでコミカルなダンスを魅せ、ラストまでフロアを沸かせた純情のアフィリア。最高のライブに天晴れ!
▷純情のアフィリア 公式X
ゆるっと革命団
4組目に登場したのは、ゆるっと革命団。テーマパークへと誘うようなSEが会場を包む。すぐさまコールが起こるフロアに姿を表した、6人は「Poppin’Candy」からライブをスタートさせた。コールとクラップを拝借すると、弾けるようにパフォーマンスする6人。勢いはどんどん増していく。1曲目からボルテージは上昇傾向、揺れるスカートとペンライト、いい空間が出来上がっている。「空はなみだ跡」のイントロが流れると歓声が上がる。
ここで確信する、完全にゆるっと革命団の時間が始まると……。その予感は的中。曲が始まるとコールの嵐。アイドルらしいナンバーを圧倒的な表現力で披露していく彼女たち。怒号のように野太く力強いコールが響くフロアでは、飛び跳ねまくるオーディエンスの姿がある。「盛り上がっていますか? 後半戦もぶち上がっていきましょう!」とMC。これ以上にブチ上がらせるのかと思うが、後半戦もブチ上げ状態。
「炎恋歌」を投下するとそれぞれの個性ある歌声が光る。高鳴るビートに乗せて全身全霊でパフォーマンスする7人にフロアは熱狂し声を上げる。「もっともっと盛り上がっていきましょう!」とスタートしたラスト曲「ミセス神様」では、さらに飛び跳ねて、コールを送るオーディエンス。一体感溢れるステージメイクに圧倒されつつ、彼女たちの魅力を存分に堪能できるライブ、素晴らしい。フロアをゆるっと革命団色に染めて、7人はステージを後にした。
▷ゆるっと革命団 公式X
遥か、彼方。
5組目にステージを彩ったのは、遥か、彼方。の7人。クラシックなサウンドに誘われるかのようにステージに姿を表した7人は大クラップで迎え入れられた。「アンタレス」から幕を開けたライブ。
コールの熱量の高さに圧倒される。アオハルソングを力強く歌い上げると、1曲目からすでに声を枯らすオーディエンスの姿が。熱量たっぷりのフロアでスキルフルなダンスから「刹夏。」を投下すると、表現力の高いパフォーマンスを魅せつける。
「PineappleSweetfish」と続け様に楽曲を披露していく、彼女たち。そのどれもが青春を感じさせるものばかり。そして彼女たちは表現力が素晴らしい。疾走感のある「PineappleSweetfish」はまるでジェットコースターのよう。ボルテージが上昇するフロアで続けて「君のせいで終わった夏と」を力強く披露する。その力強さにオーディエンスは応えるように、飛び跳ね、クラップ。クラップの音にも力が入っているのが分かる。4曲をノンストップで披露すると最後はMCをして、極上のライブパフォーマンスは幕を閉じた。
▷遥か、彼方 公式X
未完成のキャラメル
「iDOL on-line楽しんでいきましょう!」とスタートした「あいまいみい!」。フロアではコールが起こっている。最前のセンターでは、完コピで踊り狂うファンの姿がある。ラブリーに歌い奏でる3人を観ていると、本当にiDOL on-lineのフロアは自由で素敵な空間だなと思ってしまう。ペンライトが激しく揺れるフロアで「一緒に踊ってください〜!」と声高らかに言葉にするとボルテージはさらに上がっていく。
「未来リバーシブル」でもコールとクラップの応酬は続く。スキルフルなパフォーマンスでフロアを沸かせると、MC。「気持ちは4人で頑張ります!」と本来は4人組のことを明かし、「ハートシャッター」を投下。フロアからは、「やったあ!」と声が。コールも熱を帯び始め、展開するたびにパワーを増すコールと歓声。完全にフロアを未完成のキャラメルが掌握しているのが分かる。
「共鳴Sky-high」では、板付きのポーズを見ただけで「おっ! やったあ!」と声を漏らすオーディエンス。人気曲を疾走するように披露すると、コールは嵐のように彼女たちに送られ、クラップにも力がこもっているご様子。「ありがとう〜!!」と笑顔ではしゃぐようにパフォーマンスする3人の姿が非常に可愛らしく、胸が温かくなるパフォーマンスを魅せてくれた。
▷未完成のキャラメル 公式X
MORE*
オーディエンスをファンタジーの世界へ誘うようなSEが流れると、クラップで彼女たちを迎え入れるフロア。「初めましての人も最高潮に盛り上がっていきましょう!」と「キラっとヒロイン☆」を投下すると、コールがスタート。バンドライクなサウンドに乗せてパフォーマンスを続ける5人。この日、現時点でNo.1のコールがフロアでは起こっている。誰一人置いて行かないステージメイクはカラフルでポップ。
「スキだからスキでスキ」では、ステージもフロアでも飛び跳ねる、疾走感あるサウンドに彼女たちはステージを縦横無尽。「可愛い、可愛い超可愛い!」のコールに包まれながら、圧倒的なパフォーマンスは続いていく。「とってもカッコよくて力強い曲になります!」と宣言してスタートした「エヴァーラスティング」。
宣言通り、力強くクールな楽曲に呼応するオーディエンス。怒涛の展開には天晴れと賛辞を送りたくなってしまう。ラスト曲「Hello Again」でも、その勢いはとどまることを知らず、クラップとコールは鳴り止まない。ダンス完コピ勢の姿ももちろんある。背中を押してくれるようなエモーショナルなナンバーを歌い上げると、「また会いましょう!」とステージを後にしたMORE*。また会う日までBon voyage!!!
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ルージュブック
コンセプトは「赤ずきんちゃん」“童話の世界に迷い込んだリトル。さぁ物語を覗いてみましょう”。8組目に登場したのは、ルージュブックの6人。「一緒に物語を作っていきましょう!」と「Sugar Pop Summer」を投下すると熱を帯びるフロア。コールが鳴り響くフロアでは女性ファンの姿も。手拍子を拝借し、フロアを温めていく。
「ルージュな帽子と僕たちと」を続けて投下すると、キュートに踊る6人。月森湖子の表現力の高いパフォーマンスに目を奪われてしまいそうになるが、ルージュブックはそれぞれ表現力が高いなと思い知る。ピアノの旋律がフロアを包むと「Pages」が始まる。間髪を入れずに展開するライブ。揺れるスカートとペンライト、力強いパフォーマンスに魅了される。
「これで最後の曲になります」と「約束は赤く染めたくちづけで」を投下すると、月森湖子と平井紗凪が目を合わせながら歌い奏でる。駆け抜けるようにライブを展開したルージュブック。この日は川畑綾理が残念ながら休みだったが、6人で最上級のライブを魅せてくれた。
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BANZAI JAPAN
9組目に登場したのは、BANZAI JAPANの7人。彼女たちのパフォーマンスは一体感と熱量、そして表現力、全てを掛け合わせた極上のライブだったように思う。クラップに包まれながら扇子とマイクを持って登場した7人。登場からフロアを盛り上げると、「今夜もとってもダンスでござんす!」を投下。クラップを拝借すると1曲目からボルテージは最高潮だ。
「可愛い私たちもカッコいい私たちも撮影可能。たくさん撮ってください!」と撮影が許可されるとカメラをステージに向けるオーディエンス。「火花、踊唄」では扇子を起き、激しいダンスを披露する。力強いパフォーマンスに圧倒される中、コールはどんどん力強くなっていく。スキルフルな歌唱に酔いしれると「四季爛漫〜日本春夏秋冬〜」を間髪入れず投下。
「あいうえお、かきくけこ」とコールが巻き起こり、バンドライクなサウンドに乗せて彼女たちは疾走。ステージを縦横無尽に動き回り、BANZAI JAPANの世界観へと我々を誘う。「バンザイ! バンザイ!」で再び扇子を手に取ると、「一緒に踊ってください!」と最後の最後まで盛り上げる。みんなで飛んで飛んで、最高のライブ! オーディエンス全員を元気にした彼女たちはステージを後にした。
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Panic Monster !n Wonderland
iDOL on-line POWERED BY UtaTen Alter Vol.02も折り返し。10組目にステージを掌握したのは、パニモンの8人だ。登場から飛び跳ねるオーディエンス。「マスカレードアラモード」からかなりの盛り上がりを見せている。「みなさんクラップ行きますよ!」と煽ると、「パンパン、パパパン」とクラップ。当然のことながらコールも巻き起こるフロア。右に左にオーディエンスと共にダンスを楽しむと、「ガールズチャンス」のイントロが流れる。
そのイントロに反応し、悶絶するオーディエンス。メルモコールが起こる一幕もあり、ライブは展開していく。「全力で踊ったら確変に入るかも!」とこの曲でもみんなでダンスタイム。「P!P!P!」では最前で飛び跳ねるオーディエンス。展開が面白い楽曲、BPMもかなり早め。胸が高鳴る。個性のある8人のパフォーマンスはジェットコースターのように展開される。
「Zig it Zig it」でも疾走する8人。右に左に、そしてジャンプ。コールの熱もさらに上昇している。「まだまだ踊れ!」と煽るものだから、オーディエンスはさらにギアを入れて彼女たちに呼応する。最後は、パニモンのライブアンセム「8bit monster」をキュートにカラフルにポップに歌い上げ、「ありがとうございました!!」とステージを後にした。
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キミニハネ
11組目に登場したのは、キミニハネ。勢いよくステージに登場した4人は「あなたの背中を押します!」と「背中ドーーーン」を投下。元気いっぱいにパフォーマンスする4人を見ているとこちらも自然と元気が湧いてくる。疾走感ありあり、全身全霊のパフォーマンスに酔いしれると、勢いはそのまま「推し活道」を投下。
激しいダンスにジャンプ、プラス疾走感! ステージを大きく使いながら歌い奏でる4人。凄まじい勢いで展開していくライブパフォーマンスに頭を振り回すオーディエンスも。キュートなMCを終えると、「とりあえずイェーイ♪」を投下。「みんなでピースを作って!」と一体感を高めながら、ライブを展開していく。
老若男女に刺さる、パワフルなパフォーマンスにコールも一段と強くなっている。「ピースで1つにしていきましょう!」と言葉にすると、フロアでは「おいおい!」と声が上がる。「メンバーが皆様のもとへラブレターを届けに行きます」と始まった「涙のラブレター」。実際にステージを降り、フロアへ走る4人。しらたまちゃんがコケてしまうハプニングはあったけれど、直接手紙をオーディエンスに渡すというパフォーマンスにフロアは沸く。元気よく走り抜けた4人。「この時間だけでも幸せな時間になれたらいいな」と言っていたけれど、幸せな時間だった。それはきっとここにいるオーディエンスも感じている。最高のライブをありがとう!
▷キミニハネ 公式X
XNDURE
次にステージを掌握したのは、XNDUREの5人。クラップを拝借して登場すると、「声を出せ!」と「Emerge」を投下。ツーステを踏みたくなるサウンドにパンキッシュな5人の個性が光る。奏でるハーモニー、ラップ、声が重なることで魅力が増幅する5人のパフォーマンス。「全力で楽しんでいきましょう!」と「アンビバレンス」を投下するとスキルフルなダンスと歌唱で圧倒する。
MCでは、「duo好きなんだよね!」と言葉にして、後半戦へ。「Resolute」をクールに歌唱する5人。「全員声を出せ!」とバンドライクな煽りにオーディエンスも呼応する。激しく舞うXNDURE。他のアイドルとは異なる魅力に圧倒される。
新曲「僕らのディストピア」を激しくパフォーマンスすると、クラップを要求。この日一番のクラップに包まれるフロア。ステージでは激しく艶やかに踊る5人。最後の最後までクールにパフォーマンスを続け、高らかに新曲を歌い終え、ライブは幕を閉じた。
▷ XNDURE 公式X
キミイロプロジェクト
13組目に姿を現したのは、キミイロプロジェクト。朝日南まつりがメンバーを紹介しながらステージに登場した6人。クラップを要求すると、オーディエンスは応える。「これって運命って気づいてる?」を投下しキックオフしたライブ。カラフルにポップにパフォーマンスを展開する6人。指揮者のように腕を動かしながらノリノリなオーディエンスもいる中で、「この曲でもっと1つになっていきましょう!」と「恋恋恋鯉」を投下。
この疾走感、盛り上がることは確定している。コールも鳴り止まない、ステージでは飛び跳ね踊る6人の姿がある。「みなさん、1人1人に向けて心を込めて歌います」とスタートした、「Re:」。力強いサウンドに想いを乗せて、パフォーマンスするとフロアではクラップとジャンプが止まらない。吉永愛海の力強い歌唱に呼応するようにクラップの嵐が起きる。
「ずるかわ」、「ラフ&ピース」とラストまで立て続けに披露していくキミイロプロジェクト。オーディエンスたちは彼女たちの虜になっている。飛び跳ね、コールをして、1つになって。最高な一体感をフロアに生んで、彼女たちのパフォーマンスは幕を閉じたのだった。
▷キミイロプロジェクト 公式X
HiCLEAR
一列になってステージに登場したのは、HiCLEARの5人。いきなりハイレベルなダンスでフロアを魅了する。「ダンスナンバー」を1曲目に投下すると、すぐさまHiCLEARのフィールドへと我々を引き摺り込む。多果根のスキルフルな歌唱に酔いしれてしまう。続けて「ありのままで生きれたら」を投下すると、フロアは彼女たちの魅力にどっぷりと浸かってしまっているようだ。
MCでは、丁寧に自己紹介をすると、3曲目「Bloomig love」を投下。拳を突き上げて呼応するオーディエンス。クラップが包む中で、スキルを魅せつけるようにパフォーマンスする5人。コールも発生し、「おい! おい!」とフロアに声が響き渡る。
ラスト曲「地球創造」では、昭和歌謡ポップスの匂いがするサウンドに身を任せて、歌い踊るHiCLEARの5人。終始、ダンサブルなパフォーマンスはフロアにいる全員の心に残ったはずだ。それぞれの個性とスキルが光った最高級のパフォーマンスに天晴れ!
▷ HiCLEAR 公式X
Alice Stella
温かいクラップはフロアを包み込む、そんな空間の中に一列で登場したのはAlice Stellaの6人。「フリルのシンデレラ」のイントロが鳴り響くと、コールがスタートする。共に踊るオーディエンス。王道のアイドルサウンドで我々を魅了していく彼女たち。息の合ったキュートなダンスを魅せると「ティアラのマーメイド」を投下。冒頭からコールの嵐。
キレのあるダンス、キュートの中にクールさが混在する、まさに王道アイドルの佇まい。クラップが鳴り響く中、「失楽のスノーホワイト」を投下。勢いはさらに上昇していく。クラップを要求すると、一体感が増すフロア。
「着せ替え乙女」で締めくくった彼女たちのライブ。最後はポップでカラフルなパフォーマンスを魅せる。コールは終始鳴り止むことはなく、最高な盛り上がりを見せてパフォーマンスは幕を閉じた。最後には、新メンバーである桜楽みゆ、月野澪莉の紹介もあるなど、会場を沸かせた。
▷ Alice Stella 公式X
SAKURADOLL
エモーショナルなSEが鳴り響き、登場したのはSAKURADOLLの5人。「最高に楽しんでいきましょう!」と言葉にすると「Polaris」がスタートした。コールが巻き起こる中、ファンサも忘れずにパフォーマンスを展開する5人。高木美穂の抜群の歌唱力。拳を突き上げ、高らかに歌う。「サビでハートを作って!」と「君が大好き」を投下すると、英詞の楽曲もそつなく歌い上げるスキル。胸の高鳴るハーモニーを武器にライブは展開していく。
MCでは、5人体制から8人体制になることを告げ。「5人の破壊力すごいでしょ?! そこに3人が入ってくることでもっとすごくなる!」とすぅねむが言葉にする。「5人を目に焼き付けて!」と「可愛くなる魔法の言葉」を投下すると、ピンクに光るステージの上で全身全霊のパフォーマンス
「UFO CATCHER」では、ポップにパフォーマンスするとクラップとコールが自然発生。やはり高木美穂の歌唱力、圧倒される。「最後の曲です!」とスタートした「Addictive Life」ではキレきれのダンスを魅せつけ、パフォーマンスは幕を閉じた。果たして、SAKURADOLLは8人体制となりどのように進化していくのか、今後がものすごく楽しみだ!
▷SAKURADOLL 公式X
あの歌のせい
iDOL on-lineも終盤戦。17組目にステージを掌握したのは、あの歌のせいの3人。「最後まで楽しんでいくよ!」と「原点歌」を投下すると、共に踊るオーディエンスの姿がある。エモーショナルなサウンドに乗せて、激しく、力強く歌い踊る3人。間髪を入れず「君がいる世界」を投下すれば、飛び跳ねるオーディエンス。
スキルフルなパフォーマンスが展開される。ステージを縦横無尽に動き回りながら極上のパフォーマンスを魅せる3人。フロアにいる全ての人間を置いて行かないパフォーマンスには脱帽である。「iDOL on-line、楽しんでいますか!」と神谷美玲が言葉にすると、花宮しおりからは瀬川えまが休みだということが知らされる。「気持ちは4人。一緒に楽しんでくれますか!?」とスタートした「朝、Answer、アンバー」。
コールにクラップ、飛び跳ねるオーディエンスの前でパワフルなパフォーマンスを魅せると勢いはそのままに「夏の恋は未タイトル」とラストに投下。止まることを知らない勢いの中、3人は圧倒的なパフォーマンスを我々に魅せつけてくれていた。
▷あの歌のせい 公式X
BACK THE RIPPER
クラップに迎え入れられたBACK THE RIPPERの3人。「最後まで楽しんでいきましょう!」とスタートした「君は大丈夫だよ」からコールが鳴り響き、クラップの音は曲が展開するたびに大きくなっていく。本来は4人組の彼女たちだけれど、3人でそのパワーは衰えることはない。力強くパフォーマンスすると、「わかってよ」を投下。
共に踊るオーディエンスとステージ上で激しく舞う3人。コールが鳴り止まない中、王道感あるサウンドに乗せて歌い奏でる3人。間髪を入れず「タギレエナジー」を投下すると、キュートにそしてクールにキレキレのダンスを魅せる。タイトル通り、この曲、タギル! 胸が高鳴るのがわかる。
ラスト曲「BACK THE RIPPER」を披露する頃にはフロアは彼女たちの魅力の虜。パワフルなサウンドがフロアを包み込むとバンドライクなサウンドに乗せ、全身全霊でパフォーマンスをする3人の姿。そんな姿にオーディエンスは、拳を突き上げ呼応する。最後の最後までBACK THE RIPPERカラー全開のライブを我々に魅せつけてくれたのだった。
▷ BACK THE RIPPER 公式X
魔訶不思議変革者 -デスデス-
iDOL on-lineもセミファイナルの時間。不穏なSEが鳴り響き、これから起こるはちゃめちゃ事象を助長させる。クラップが巻き起こると、不二子が一言「遊んじゃいましょう!」と。セミファイナルは魔訶不思議変革者 -デスデス-が務める。1曲目から幕を開けると変幻自在のサウンドに喰らう。ヘドバン、ツーステなんでもあり、ダークヒーローの佇まいは唯一無二だ。
フロアを1曲でデスデスワールドへひきづり込むと、「ナンダ・カンダ・サンバ~夏夏夏~」を投下。クラップの嵐が巻き起こる中、なまけ・ものとNANAIのラップが光る。ライブの数を重ねるたびにラップのスキルが上がっているのは気のせいだろうか。極上のパフォーマンスは続く。ちなみに今夜は「ネオ NANAIタイム」。自由に踊る7人。
勢いはそのままに「アースマンション」を投下すると、フロアはさらなる熱を帯びる。自由に音楽を楽しむ7人の姿に呼応するように激しく楽しむオーディエンス。最後は、依杯おをいの「みなさん寝てきましたか?!」の言葉の後「超寝てない」を投下し、はちゃめちゃにフロア荒らし、デスデスの最高にクールなパフォーマンスは幕を閉じた。
▷魔訶不思議変革者 -デスデス- 公式X
TiiiMO
iDOL on-line POWERED BY UtaTen Alter Vol.02のトリを飾ったのは、TiiiMOだ。開演前にメンバーがチラシを配っているのを見かけた。そんな努力家な6人はフロアからの大クラップでステージへと迎え入れられた。歓声も起こる中、彼女たちは「レッツきゅん」を投下。1曲目からかなりの盛り上がりを見せるフロア。シンガロングも起こる中、クラップは鳴り止むことはない。冒頭からトリにふさわしいライブを展開している。
ラップもストレートな歌唱もお手のもの。彼女たちは非常にスキルが高い。「マイファン」では。拳を突き上げて歌い、もちろんコールだって巻き起こる。ノリノリなオーディエンスとキュートにスキルフルにパフォーマンスするTiiiMO。「オリンピアン」では、MiMAのクオリティの高い歌唱が炸裂し、キレきれのダンスも相まって、フロアはさらに熱を帯びる。
「イージーピージーS」を続けて投下するころには完全にTiiiMOの独壇場。幅広いジャンルを行き来しながらパフォーマンスする彼女たち。スキルの高いパフォーマンスはフロアにいる全員を魅了している。MCでは大歓声が彼女たちを包む。トリを務めれたことに感謝をし、次の曲は撮影OKだと告げられる。「TikTok 1万件目標!」とスタートした、2度目の「「レッツきゅん」。
カメラを向けるオーディエンスと全力でパフォーマンスするTiiiMOの6人。最後の最後まで全力ライブを楽しんだ、6人のパフォーマンスに天晴れ! トリにふさわしい最高のライブだった。
▷ TiiiMO 公式X
PHOTO メトロ。
TEXT 笹谷淳介