松下洸平＆見上愛が描くリアル！朝日新聞ショートドラマ「新しい朝をつくれ。」記者の情熱と葛藤に迫る

公開日：2025年7月24日

ニュースの舞台裏へ誘う「新しい朝をつくれ。」

私たちが日々触れるニュースが、一体どのようにして届けられるのか。その裏側には、想像を超える記者の情熱と、時に乗り越えがたい壁が存在します。人気俳優の松下洸平さんと見上愛さんが、そんな記者の等身大の姿を熱演するショートドラマ「新しい朝をつくれ。」の第2話が、ついに公開されました。これは単なるフィクションに留まらず、情報が溢れる現代において、朝日新聞社がどのような「新しい朝」を創造しようとしているのか、その深い哲学が凝縮された作品です。

松下洸平さんと見上愛さんのショートドラマ「新しい朝をつくれ。」

現実と向き合う記者の姿：松下洸平と見上愛が熱演

このショートドラマの最大の魅力は、その徹底したリアリティにあります。脚本は実際の担当記者の話や特集記事を基に制作され、撮影も朝日新聞社の編集局や中庭といった、実際の場所で行われました。松下洸平さんと見上愛さんは、まるで本物の記者であるかのように、取材のプロセスや記事に込める深い思いを繊細に表現しています。

第2話では、彼らが直面する「壁」が描かれています。テーマを定めても、取材は一筋縄ではいかない現実。悩み、葛藤しながらも、真実を伝えようとする記者の揺るぎない情熱が、画面越しにひしひしと伝わってくるでしょう。

社会課題を可視化する二つの挑戦：水難事故と8がけ社会

ドラマで描かれるのは、朝日新聞社が実際に特集した二つの企画です。

松下洸平さん主演「水難事故マップ編」

松下洸平さん演じる江崎大輔は、入社14年目の記者でありエンジニア。彼が挑むのは「データジャーナリズム」という、膨大なデータを分析し社会課題の解決へ繋げる新しい報道の形です。言葉だけでは見えにくい「水の事故」という深刻な問題が、データによって可視化され、私たち自身の行動を促すきっかけとなるかもしれません。

特に注目したいのは、この「水難事故マップ」が朝日新聞デジタル版で実際に公開されている点です。夏休みシーズンに向けて、水の事故が多いこの季節に、皆さんの安全を守るための羅針盤としても活用できます。

水難事故マップはこちらから：https://www.asahi.com/special/water-accident/
水難事故マップ編第1話はこちら：https://youtu.be/UjIdgfnFda4

松下洸平さん「水難事故マップ編」

見上愛さん主演「8がけ社会編」

見上愛さん演じる春田あやめは、入社5年目の若手記者。彼女が向き合うのは「8がけ社会」という、現役世代の人口が8割になる未来の姿です。人口減少社会という日本が抱える大きな課題に、若手記者がどのように切り込み、どのような思いで記事を紡いでいくのか。壁にぶつかりながらも、記者としての原点に立ち返り、決意を新たにする春田の姿は、観る者の心にも深く響くはずです。

「8がけ社会」の連載も朝日新聞デジタル版で読むことができます。私たちがこれから直面するであろう未来について、深く考えるきっかけになるでしょう。

8がけ社会の連載はこちらから：https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=2040
8がけ社会編第1話はこちら：https://youtu.be/iTa9F8unVNg

見上愛さん「8がけ社会編」

朝日新聞社が掲げる「新しい朝」へのメッセージ

このショートドラマのタイトルであり、朝日新聞社の新たなブランドメッセージでもある「新しい朝をつくれ。」。この言葉には、同社が目指す未来が凝縮されていると私は感じました。

長きにわたり日本の言論を支えてきた朝日新聞社ですが、その取り組みは紙面やデジタル版に留まりません。動画や音声コンテンツといった新しい切り口で報道に取り組み、さらにはスポーツや文化、教育事業など、多様な機会を通じて「人々や社会をつないでいきたい」という強い思いが込められています。

これは、昨年公表された朝日新聞グループのパーパス「つながれば、見えてくる。ひと、想い、情報に光をあて、結ぶ。ひとりひとりが希望を持てる未来をめざして。」とも深くリンクしています。伝統的なメディアの枠を超え、現代社会の多様なニーズに応えながら、より良い未来を共に創造しようとする、彼らの挑戦的な姿勢がうかがえるでしょう。