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京都・北野天満宮で時を超える没入体験!蜷川実花とDAZZLEが贈る「幻の茶会」の全貌

京都・北野天満宮で紡がれる、歴史とアートの新たな物語

もしあなたが、京都の深い歴史に触れながら、これまで体験したことのないアートの世界に没頭したいと願うなら、この情報にきっと心が躍るはずです。日本の「美」と「文化」を世界に発信し続けてきた「KYOTO NIPPON FESTIVAL」が、2026年に10周年という節目を迎えます。これを記念し、稀代のアーティスト蜷川実花氏率いるクリエイティブチームEiMが、北野天満宮を舞台に壮大な没入体験を創出します。


全国天満宮の総本社である北野天満宮という、まさに歴史そのものが息づく場所で、現代を代表するアーティストがどのようにその空間を変容させるのか。想像しただけで、鳥肌が立つような興奮を覚えます。今回の「KYOTO NIPPON FESTIVAL 2026 -時をこえ、華ひらく庭-」は、アートインスタレーションと、日本初となる歴史空間でのイマーシブ公演という、二つの大きな柱で私たちを迎え入れてくれます。


蜷川実花とDAZZLEによるイベントの告知ポスター。桜や傘、手のシルエットが印象的。北野天満宮でのイベントを示唆。
*「DAZZLE×蜷川実花 with EiM イマーシブシアター 大茶会 花宵の 北野天満宮 全国天満宮総本社, KYOTO NIPPON FESTIVAL」のポスターは、期待感を高めます。


イベント全体を彩る「時をこえ、華ひらく庭」というテーマも秀逸です。単に美しいものを見るだけでなく、その空間に流れる「時間」そのものを感じ、自分自身の内面と向き合うような体験が待っているのではないかと、強く惹かれました。


京都NIPPON FESTIVALのポスター。背景は、花や蝶、金色の雲の模様で華やかに彩られています。中央には「KYOTO NIPPON FESTIVAL」の文字が大きく配置され、その周りには開催期間や場所が記載されています。


蜷川実花 with EiMが魅せる、息をのむアートインスタレーション

このイベントの最大の魅力は、異なるアプローチで「没入」を追求する二つのプログラムが用意されている点です。まず一つ目は、蜷川実花 with EiMが手がけるアートインスタレーションです。北野天満宮の梅苑や茶室を舞台に、京都の「静と華」という二つの文化を表現します。


梅苑「花の庭」《光と花の庭》では、1,000本以上のクリスタルが梅の木々に吊り下げられ、季節や光の変化とともに表情を変える屋外アートが展開されます。梅の枯木から満開、そして新緑へと移ろう壮大な時間の流れの中で、その一瞬一瞬の光の輝きを感じる。これはまさに、自然とアート、そして自分自身が一体となるような体験です。梅苑内の茶店でお茶菓子をいただきながら、ゆったりと日本の四季の美しさを堪能できるのも嬉しいですね。


桜の木が並ぶ庭園の風景。ピンク色の花が満開で、光が差し込み、夢のような雰囲気。
*梅苑「花の庭」のイメージ。光と花の共演が期待できます。


御土居 梅交軒《残照》では、茶室の内部で「咲き誇る花々」と「落ち、萎れ、種へと変わる花々」という対照的な二つの表情を共存させ、いのちの循環に潜む静かな輝きを表現する空間アートが披露されます。華やかな色彩と枯れていく静けさが、互いを引き立て合うように構成されているとのこと。光の入り方や滞在時間によって、花々が異なる表情を見せるという点に、私は「一期一会」という茶道の精神に通じるものを感じました。


色とりどりの花々で飾られた壮大なインスタレーション。紫色の藤の花が滝のように流れ落ち、様々な色の花々が密集して芸術的な空間を作り出している。
*茶室《残照》のイメージ。色彩の豊かさと命の循環が表現されています。


これら二つのインスタレーションは、自然とアート、そして私たち鑑賞者が一体となるような「生きた体験」を提供してくれるでしょう。


日本初!風月殿で体験するイマーシブ公演《花宵の大茶会》

私がこのイベントで最も興奮しているのは、日本初となる歴史空間でのイマーシブ公演です。「イマーシブシアター」とは、観客が客席に座って鑑賞するのではなく、物語の空間に「入り込み」、登場人物の一人として体験する演劇のこと。そして今回、ダンスカンパニーDAZZLEと蜷川実花 with EiMがタッグを組み、北野天満宮の風月殿という歴史ある空間で、このイマーシブ公演に挑むというのです。これほど長い歴史を持つ建物でのイマーシブ公演は、日本初とのこと。この挑戦的な試みに、私は大いに期待を寄せています。


赤を基調とした、目玉の絵が飾られた部屋の様子。中央には赤い扉があり、床には赤いクッションが並んでいる。部屋全体が幻想的な雰囲気で、照明や装飾が独特な空間を作り出している。
*イマーシブ公演の舞台となる空間の一部。蜷川実花氏らしい色彩感覚が光ります。


物語の舞台は、四百年前、豊臣秀吉によって北野天満宮で開かれた「伝説の茶会」。その歴史には存在しなかったはずの“幻の二日目”に、私たちが客人として招かれるという設定です。セリフのないノンバーバル形式で、風月殿の様々な部屋を縦横無尽に巡りながら、歴史上の人物を思わせる登場人物たちの葛藤を目撃します。これは単なる「観劇」ではありません。あなたは文字通り、物語の「参加者」となり、空間・作品・パフォーマンス、そしてあなた自身が交差することで生まれる、唯一無二の体験をすることになるでしょう。終演後、本殿に手を合わせる静かな時間までが物語の一部。まるで時空を超えた目撃者となったかのような感動が、私たちを待っているはずです。


豪華クリエイター陣が創り出す、唯一無二の芸術空間

この壮大なイベントを支えるのは、日本のクリエイティブシーンを牽引する素晴らしい面々です。クリエイティブチームEiMは、写真家・映画監督の蜷川実花氏と、科学者・エグゼクティブディレクターの宮田裕章氏を中心に、プロダクションデザイナー、クリエイティブディレクター、照明監督など、各分野のスペシャリストが集うチーム。蜷川氏の鮮やかな色彩と生命力あふれる表現、そして宮田氏の科学的な視点と社会設計へのアプローチが融合することで、これまでのアートの枠を超えた体験が生まれます。


ピンク色の髪の女性が、花で飾られた背景の前に立っています。彼女は黒い服を着ており、胸元には装飾的なネックレスをしています。彼女はカメラから目をそらしており、やや遠くを見つめているようです。
*写真家・映画監督・現代美術家 蜷川実花氏


銀髪の男性のポートレート。彼は黒と青のセーターを着ており、カメラ目線で微笑んでいる。
*科学者・エグゼクティブディレクター 宮田裕章氏


また、ダンスカンパニーDAZZLEは、1996年結成以来、ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた独創的なスタイルで世界的に活躍しています。2017年からはイマーシブシアターを次々と発表しており、このジャンルにおける経験と実績は折り紙付きです。彼らの身体表現が、歴史空間でどのような物語を紡ぎ出すのか、今から楽しみでなりません。


男性グループがコンテナの前でポーズをとっているモノクロ写真。メンバーは黒いスーツを着ており、さまざまなポーズをしています。
*ダンスカンパニーDAZZLEのメンバー


京都の旅を彩る、開催概要とチケット情報

この特別な体験は、約3ヶ月半にわたって開催されます。インスタレーション《光と花の庭》《残照》は2026年2月1日(日)から5月24日(日)まで、イマーシブシアター《花宵の大茶会》は2026年3月20日(金祝)から5月24日(日)まで、北野天満宮にて開催されます。イマーシブシアターは約60分間の公演が予定されており、開苑時間は09:00開場、20:30閉門(20:00最終受付)です。


チケットは大きく分けて2種類あります。インスタレーション鑑賞のみのチケットは、梅苑「花の庭」と史跡御土居のもみじ苑「青もみじ」への入場券で、茶菓子付きです。前売券が大人が2,800円、小人が1,400円と、当日券より少しお得になっています。


チケットの料金表。大人と子供の料金、前売り券と当日券の料金が表示されている。


インスタレーション鑑賞に加え、風月殿「イマーシブシアター《花宵の大茶会》」の指定日時の公演にご入場いただけるセットチケットも用意されています。特に注目したいのは「プレミアムチケット」です。一般入場に先んじて会場へ入場できるほか、特別演出のパフォーマンス鑑賞、一部の登場人物とともに茶席を楽しむ限定体験といった特典があり、より深い没入感を味わいたい方には最高のコスパと言えるでしょう。せっかく「物語の登場人物」として参加するなら、隅々までその世界観に浸りたいものです。


【平日料金】
| 券種 | 前売券 | 当日券 |
| :-------- | :------- | :------- |
| プレミアム | ¥15,000 | ¥16,000 |
| 一般 | ¥10,000 | ¥11,000 |


チケットの価格表。チケットの種類、前売券の価格、当日の価格が記載されています。


【土日祝日料金】
| 券種 | 前売券 | 当日券 |
| :-------- | :------- | :------- |
| プレミアム | ¥16,000 | ¥17,000 |
| 一般 | ¥11,000 | ¥12,000 |


チケットは3期に分けて販売されるので、特にイマーシブ公演を狙う方は、以下の発売スケジュールを忘れずにチェックしましょう。2026年3月上演分は2025年11月15日(土) 10:00から、2026年4月上演分は2025年12月20日(土) 10:00から販売開始です。2026年5月上演分は後日発表となります。


最新情報は公式サイトhttps://kyoto-nippon-festival.com/や公式X (https://x.com/kyotonipponfes)、公式Instagram (https://www.instagram.com/kyotonipponfes/)でも発信されているので、ぜひフォローしてチェックしてくださいね。


北野天満宮という厳かで美しい歴史空間で、蜷川実花 with EiMとDAZZLEが仕掛ける「KYOTO NIPPON FESTIVAL 2026 -時をこえ、華ひらく庭-」。これは単なるイベントではなく、私たちが忘れかけていた日本の美しさ、そして自分自身の内面と深く向き合うための「旅」になるでしょう。あなたが目撃者となり、参加者となり、そして物語そのものとなる体験。ぜひこの機会に、京都でしか味わえない、唯一無二の感動を体験しに足を運んでみませんか。私も今から開催が待ちきれません。

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