栞菜智世 初の野外「宗像フェス」に出演！

3月に公開され大ヒットとなった、藤原竜也主演「僕だけがいない街」の主題歌でユニバーサルミュージックより、「Hear ～信じあえた証～」（3月16日発売）でメジャーデビューした栞菜智世（かんなちせ）が、8月28（日）に福岡県宗像市の神湊海水浴場にて行われた、野外フェスティバル「宗像フェス ～World Heritage Munakata～」にオープニングアクトとして出演した。

自身初となる野外フェスの会場は、白い砂浜の中にステージが設営された〝日本で一番ステージが海に近いフェス″ということもあって最高のロケーション。ただ、当日は生憎の雨模様。

雨脚が強まる中、いよいよ初めての大舞台の時間が近づき、緊張も最高潮に。ゆっくりと深呼吸をしてステージに向かうと、1曲目にデビューシングル「Hear～信じあえた証～」を披露し、初めてのフェスとは思えない堂々としたパフォーマンスで魅了した。「オープニングアクトを務めさせていただきます栞菜智世と申します」と挨拶をすると観客から温かい拍手で迎えられた。

先程までの雨脚が弱まってきたところで2曲目はアップテンポの「After the rain」を披露。

楽曲に合わせて観客が手拍子をし始めると、緊張も緩み笑顔がこぼれた。最後の曲は8月24日にリリースされたばかりの「Blue Star」。この曲はタレントのおのののかさんが初めてミュージックビデオに出演したことでも話題となっている楽曲。

ひとりひとりに語りかけるように歌うと、雨も演出のひとつと感じさせるようなステージに。「このあとも素晴らしいアーティストのみなさんが出演しますので是非楽しんでください！」と自身のステージを締めくくった。

オープニングアクトとして、初の大舞台を経験した栞菜智世は「本当に楽しかったです！」と先程まで緊張で震えていたのが嘘のように大きな瞳を輝かせながら笑顔で語っていた。

雨の初野外フェスは、栞菜智世にとって一生の思い出になるに違いない。

「Blue Star」は、夢を抱きながら大人社会の端っこに飛び込んだ女の子が主人公、大人への成長過程の苦悩と葛藤をテーマに、一歩踏み出せずにもがきながら、その一歩へ向けて顔を上げて前を向くまでを、切ないメロディーに乗せて歌った楽曲となっている。