ハルカトミユキ 感動の47都道府県ツアーファイナル、雨の野音!! 新曲「LIFE 2」披露＆来年の5周年ツアーを発表!!

昨年のフリーライブから１年。47都道府県ツアーのファイナルとして再び野音に!!
昨年、10月に行われた日比谷野音でのフリーライブにおいて発表され、そのまま１年かけて行われてきた ハルカトミユキ ‘LIFE’ ツアーのファイナルが9/24(土)に行われた。
当日はあいにくの雨。開場から、ステージ奥のスクリーンにMUSIC VIDEOが大きく映し出される会場を続々と全国から集まったファンが埋め尽くしていく。そして、雨が小降りになったところで開演時間。メンバーが登場して、オープニングナンバー「世界」が始まると、１年間待ち続けてきたファンからは歓喜の声が。

「雨は上がって 星が振る」 野音は光りに包まれた・・・。
　4曲目「春の雨」では、ハルカの歌がひと際伸びやかに雨空に響き、「こっちへおいで」の一言から始まった狂気のMCからなだれ込んだ８曲目「奇跡を祈ることはもうしない」では会場を制圧。曲が終わった瞬間全く音が消え、一息入れてから万雷の拍手が起こった。その後、昨年の野音フリーライブ用に作られたテーマソング「宇宙を泳ぐ舟」では、観客がかざすペンライトの光が溢れ、最新アルバムからのダンスナンバー「Are you ready?」～「見る前に踊れ」のメドレーでは会場全体が映像を効果的に使う演出で一気に弾ける。終盤は、ハルカトミユキ最速曲「DRAG & HUG」やライブ定番のアップナンバーで畳み掛け、一気に盛上げラストへ向かう。



「歌が安っぽい励ましじゃなくて、生ぬるい同情じゃなくて、
この野郎って歯を食いしばりながら戦って生きてきた人への、かすかな光であるように。」
本編最後は、このＭＣから始まるNEW ALBUM『LOVELESS/ARTLESS』のオープニングナンバー「光れ」だった。アルバムの冒頭を飾るに相応しい爽やかなアップナンバーが、ラストソングとして会場を感動に塗り替えて本編は終了。メンバーがステージから姿を消すと、すかさずスクリーンには昨年の野音フリーライブで初披露された「LIFE」のリリックビデオが流れてくる。そこには、昨年から始まった47都道府県ツアーロールが流れ、このファイナルまでの道のりがどれだけ長かったかを改めて認識する。映像が終わるとメンバーが再び登場しアンコールがスタート。

「私はこのツアーでようやくスタートラインに立てた」　新曲「LIFE 2」を初披露。
アンコール冒頭でハルカに促されミユキが話始めた。普段めったに長く話さない彼女から出てきた言葉は、１年に及んだこのツアーでの人との出会い、そしてその途中で行われたアルバム制作でようやく自分が何をするべきか、どうあるべきかという自問自答への日々からの解放、そして会場に来てくれたファンへの感謝だった。会場が鳴りやまない拍手に包まれると、続けざまにハルカが今日の為に歌詞を全て書き換え・アレンジも全く別物に仕上げた「LIFE」の続編「LIFE 2」について語り始め、いよいよ初披露。「旅の果てにあったモノは、変わらぬ自分であり変わらず今日だった。答えなんてすぐに出ちゃ駄目なんだ」ってことだけが分かった、というリアルな体験を元に綴られた歌詞がスクリーンに映し出され、涙を流す観客が続出。

来年２月に５周年記念ツアーを開催！そしてラストは「希望の歌」
アンコールラストを前に、2012年のインディーズデビューから来年で5年目を迎える記念に、5周年ツアーの開催を発表。ハルカトミユキが結成後、初めてライブを行ったという日時・場所である、2月16日の池袋マンホールからスタートする東名阪ツアー。ファイナルは赤坂ブリッツで行われる。
最後に”希望の歌”「ドライアイス」でライブは締めくくられ、１年間の及ぶツアー、そして１年振りとなるファイナルの野音ワンマンライブが終了した。



＜セットリスト＞
ハルカトミユキ LIVE TOUR 2016 'LIFE' FINAL −約束の地・野音!−
2016.9.24 日比谷野外大音楽堂
01 世界
02 バッドエンドの続きを
03 Hate you
04 春の雨
05 Pain
06 Vanilla
07 シアノタイプ (acoustic)
08 奇跡を祈ることはもうしない
09 夜明けの月
10 宇宙(そら)を泳ぐ舟
11 Are you ready?
12 見る前に踊れ
13 tonight
14 DRAG & HUG
15 振り出しに戻る
16 ニュートンの林檎
17 青い夜更け
18 光れ
ec1 LIFE 2
ec2 ドライアイス

band member:
Gt 野村陽一郎
Ba 砂山淳一
Dr 城戸紘志

photo:山川哲矢