公開日:2017年1月5日
1stアルバム『TRIP』の発売を受け、ADDICTIONが12月30日、新大久保Showboxを舞台に「ADDICTRIPvol22 12/30 年末SP!」を開催した。
この日は200人動員を目標に実施。数多くの立ち見客で満杯の場内へメンバー登場。沸き上がる黄色い熱狂…その理由も納得だ。舞台上では、女子学生スタイルに扮したトイ子ことTOYがダンサー2人(K.B & MYUJI)を引き連れ姿を現し、可愛い笑顔を振りまきながら踊りだしたんだもの。その眼差しに胸をキュンと撃たれた大勢の人たちが、愛らしさいっぱいの踊りに心がメロメロになっていた。
トイ子のパフォーマンスを受け、ADDICTIONのライブは『Booze up』からスタート。ソリッドでパワフルなダンスナンバーに、熱い声をぶつけてゆくファンたち。クールな姿勢でせめてゆく3人の姿が、なんて凛々しかったことか。
笑顔から一転、今へ至るまでの3人の道のり、明日へ進むための決意や心模様を記したバラードの『The story nobody knows』が流れだした。ファンたちは、ここまでの3人の歩みを知っているからこそ、胸を震わせながら心の内側でこの歌を受け止めていた。5人で始まったADDICTIONが、ここへ至る2年半の歩みの中、何時しか4人になり、現在の3人へ。けっして平坦な道ではない。むしろデコボコ過ぎているからこそ、その中で培った想いや意志を綴った歌は胸を熱くせずにいれなかった。
ADDICTIONのライブでは恒例、ファンたちがスマホで撮影を許される撮影OKタイムに選んだのが、重いリズムが身体大きく躍動させる『Danger love』。
気になるあの子へ夢中になり、はしゃぐ気持ちを歌に投影、『COME BACK TO ME』に触れていると自然と笑顔が浮かびだす。ドキドキとした鼓動とビートがシンクロ、上がる気分を止められない!!。
「君とだけ愛しあいたい」。表情を一変、心を泣き濡らす、壊れた果ての切ない恋心を投影したバラードの『Nasty bae』が、胸の内にいくつもの滴を零していた。
企画コーナーでは、ファンたちの願いをADDICTIONのメンバーが叶える形で実施。「12月誕生日の人の目の前で、3人が「誕生日おめでとう」と祝福」。「ここだけの話」では、「TOYとK.B.が一緒に住んでいることを告白(じつは出来てる?)」。さらに「腹筋チラ見せ」を行えば、歌って欲しい楽曲リクエストでは、3人がオリジナルからジャニーズナンバーまでたくさんの歌をメドレーで。続けざま、いくつもの楽曲に合わせ華やかで躍動的なダンスも披露してくれた。
ファンからのリクエストに応えハロプロナンバーを踊るトイ子と2人(K.BとMYUJI)や、巨乳に変貌したトイ子の映像などを挟み,ステージも後半戦へ。
ライブは、この日がステージ初披露。男の色気漂う艶かしいダンスナンバー『HOLD YOU』からスタート。クールかつアダルトな雰囲気でモーションをかけた『Stop it』と、ADDICTIONは大人の魅力で乙女たちのハートに誘いをかけてきた。哀愁な想いを運ぶバラードの『Trip with you』は、ファンたちへ向けた感謝の歌。さらに、SUPER JUNIOR-K.R.Y.のカバー曲『Promise You』を歌いながら、ADDICTIONは大勢のファンたちの心を、歌に詰め込んだ想いを通し温かく抱きしめていた。
ここでこの日の動員を発表。結果は「201」人。目標をかろうじて突破。場内中からたくさんの拍手と泣き声混じりに「良かったね」の声が届けられていた。
「一歩一歩目標を達成出来ているのも、支えてくれるTripがいるおかげです」(TOY)
最後は、この日の感謝の想いを共に祝福するように『ADDICTION PARTY』を披露。アッパーな楽曲に合わせ、会場中の人たちが熱い声援飛ばし、その場で飛び跳ねていた。まさにTripたちと一緒に作りあげた熱狂のPARTYがそこに生まれていた。
2016年は待望の1stアルバム『TRIP』を発売。新大久保Showboxを舞台に毎月行っている「ADDICTRIP」も22回まで回数を重ねれば、今や場内が満員になることも当たり前の光景になり始めている。でも、ADDICTIONの掲げている目標は、2018年にZepp Tokyoでワンマン公演を行うこと。そこへ至るまでの道のりはまだまだ険しく果てしない。でも、その夢のために日々3人はステージに命を賭けている。その想いを、一度、君も受け止めてみないか?!。次の「ADDICTRIP」の舞台は1月22日だ。
TEXT:長澤智典
▽ADDICTIONプロフィール
2014年6月30日結成のMYUJI、K.B、TOYからなる男性ダンスボーカルグループ。K-POPスタイルのファッションや楽曲を取り入れている。「ADDICTIONの繰り広げる世界を旅をする。」という意味で、ファンはTripと呼ばれる。
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