カバーの先駆け的作品集とも言える「紗」(1989年5月発表作品)・「紗Ⅱ」(1990年5月発表作品)、後世に残したい男性アーティストによる名曲を新旧問わず半世紀にわたって選曲したカバー作品集「No Reason~オトコゴコロ~」(2009年5月発表)・「No Reason 2~もっとオトコゴコロ」(2010年5月発表)、高橋のルーツともいえる洋楽スタンダードをカバーした「No Reason 3~洋樂想ひ~」(2012年9月発表)、と過去5作のカバー作品をリリースしてきた髙橋真梨子の最新カバーアルバムが5月27日(水)にリリースされることが決定した。
作品タイトルは「ClaChic –クラシック-」。「No Reason」「No Reason 2」が平成までの最新曲も網羅した作品集だったのに比べて、今作では1959年から1981年までの昭和の名曲に絞って選曲。
造語で表されたアルバム・タイトルにあるように古き良き作品を原曲よりもスローなテンポでストリングスやピアノを中心にアレンジし、バラードの女王とも称される髙橋がそれらの楽曲を”シック”に歌い上げた、まさに大人が聴く、大人のための子守唄集となっている。髙橋は「(新しく発表される作品の中で)昨今、大人が聴く音楽が少なくなっている。
昔親しんだ昭和の名曲たちを大人が聴き手であることを意識して歌ってみたい。」、といった想いでレコ―ディング、髙橋の音楽プロデューサー・ヘンリー広瀬も「ゆったりと聴ける音楽を意識して、夜から明け方までの時間やベッドタイムミュージックをイメージして、音作りにこだわってみた。」、と語るように、「No Reason」「No Reason 2」が髙橋らしさを散りばめつつも、カバーする楽曲たちに敬意を表するからこそ比較的原曲に忠実に作品を再現したのに対して、今作品集は前述のように当時リアルタイムに原曲を聞いていた大人たちが年を重ねてゆったりと音楽を楽しむことを前提に制作されている。
選曲面では、ちょうど50年前となるスクールメイツ在籍時の憧れだったザ・ピーナッツや、1昨年レコードデビュー40周年時にTV番組で35年ぶりの再会を果たした吉田拓郎など、想い入れ深い昭和の名曲たちが並ぶ。
また、全11曲の本編に加えて、発売される2形態(期間限定盤/通常盤)共通でボーナストラック3曲をも収録。1曲は髙橋自身の1996年発表アルバム「RIPPLE」(シングル「ごめんね…」などを収録)に収められている楽曲「家へ帰ろう」のセルフカバーで、髙橋としては珍しい試みとして俳優の火野正平とのコラボレーションが実現。NHK BSプレミアムで放送中の火野が出演する番組「にっぽん縦断 こころ旅」を髙橋が見たことに始まり、また、火野が2009年に発表したCD作品の中で髙橋の楽曲「ランナー」「ごめんね…」をカバーしていたことから、久々の再会、そして今回の共演が実現した。尚、髙橋が「作品」の中で”共演”を果たすのはソロ37年の経歴の中で、「貴方が生きたLove Song」(1992年11月発表)で玉置浩二と共演したのみで、今回で2人目という希少な共演実現となる。他2曲には昨年のディナーショウでも歌唱された思い入れ溢れる洋楽曲2曲が収録されている。
期間限定盤DVDには高橋史上初となるディナーショウのライブ映像が2曲収められているのでこちらも必見。
そんな髙橋は今年もニューアルバムを引っ提げて、ソロとして37年連続39回目を数える全国コンサートツアー”MARIKO TAKAHASHI Concert vol.39 2015 ClaChic” を5月31日(日)埼玉県川口リリアメインホールよりスタート。11月25日までの全42公演を予定している。
New ALBUM「ClaChic – クラシック -」
2015.5.27 release
2012年9月リリース「No Reason 3~洋樂想ひ~」以来3年弱ぶりとなる最新カバー作品集は、現代の“おとなのための子守唄”。髙橋真梨子の新たな解釈で生まれ変わる、1959年から1981年までの昭和の名曲たち。
そんな全11曲の本編に加えて、ボーナストラックとして自身のセルフカバー1曲と敬愛する洋楽カバー2曲を収録。
【商品概要】
期間限定盤(CD+DVD):VIZL-831 ¥3,500(税抜)/¥3,780(税込)全11曲+bonus track3曲&映像2曲
通常盤(CD):VICL-64352 ¥3,000(税抜)/¥3,240(税込)全11曲+bonus track3曲
01, 酒と泪と男と女 (1975:河島英吾)
02, 雨に咲く花 (1960:井上ひろし)
03, 旅の宿 (1971:吉田拓郎)
04, 夢の途中 (1981:来生たかお)
05, 想い出まくら (1975:小坂恭子)
06, バスストップ (1972:平浩二)
07, 黄昏のビギン (1959:水原弘)
08, 遠くへ行きたい (1962:ジェリー藤尾)
09, 明日になれば (1965:ザ・ピーナッツ)
10, ふれあい (1974:中村雅俊)
11, 川は流れる (1961:仲宗根美樹)
- Bonus Track -
12, 家へ帰ろう [with 火野正平] (1996:髙橋真梨子セルフカバー)
13, Would I love you (1951:Doris Day)
14, Pocketful of Rainbows (1960:ELVIS PRESLEY)
<期間限定盤DVD収録楽曲>
M-1, 陽かげりの街
M-2, far away
Live from CHRISTMAS DINNER & CONCERT 2014 @ Hotel New Otani Tokyo(2014.12.25)
最新ライブ映像作品「LIVE Adultica」
2015.5.27 release
昨年2014年に行われたMariko Takahashi Concert vol.38 2014 Adultica東京国際フォーラムホールA公演(2014.11.23)の模様を収録した、髙橋真梨子最新ライブ映像作品集。
【商品概要】
DVD:VIBL-769 ¥5,556(税抜) ¥6,000(税込) 全25曲収録
Blu-ray:VIXL-150 ¥6,000(税抜) ¥6,480(税込) 全25曲収録
<収録楽曲>
01, Moonlight Serenade
02, YOU’RE SO FAR AWAY
03, 軌道
04, 恋する瞳
05, ジョニィへの伝言
06, 五番街のマリーへ
07, 別れの朝
08, はがゆい唇
09, 愛のAXEL
10, Romantic Puzzle
11, 出逢いに帰らせて
12, 涙の街角
13, 漂流者へ
14, ZETTAI(ヘンリーバンド)
15, ノンフィクション
16, soy cantante
17, 浪漫詩人
18, DJがいつもかけるうた
19, 桃色吐息
20, グランパ
21, for you…
- encore -
22, 遥かな人へ
23, アナタの横顔
24, ごめんね…
25, far away
「SONGS 高橋真梨子 2007 - 2014」
2015.4.22 release
スタジオライブのみならず、曲が生まれた背景やアーティスト自らの人生哲学を語る、 大人向け本格派音楽テレビ番組として人気のNHK「SONGS」。2007年4月の番組放送スタート以来全10回出演という、番組史上最高出演数を誇る高橋真梨子の「SONGS」コンプリート映像作品集が遂にパッケージ化。
★DVD3巻セット (VIZL-755)/Blu-ray2巻セット(VIZL-754):3方背BOXとスペシャルインタビューブックレット付き
【商品概要】
■DVD
SONGS 髙橋真梨子2007-2014 DVD vol.1~2007-2008~ VIBL-731 ¥4,000+税
SONGS 髙橋真梨子2007-2014 DVD vol.2~2009-2012~ VIBL-732 ¥4,000+税
SONGS 髙橋真梨子2007-2014 DVD vol.3~2013-2014~ VIBL-733 ¥4,000+税
SONGS 髙橋真梨子2007-2014 DVD 3巻セット VIZL-755 ¥12,000+税
■Blu-ray DISC
※各回の内容はDVDを参照
SONGS髙橋真梨子2007-2014 Blu-ray vol.1~2007-2010~ VIXL-136 ¥6,000+税
SONGS髙橋真梨子2007-2014 Blu-ray vol.2~2011-2014~ VIXL-137 ¥6,000+税
SONGS髙橋真梨子2007-2014 Blu-ray 2巻セット VIZL-754 12,000+税
Profile
博多出身。ジャズプレイヤーだった父親の影響で、14歳からジャズの勉強を始める。
本格的なレッスンを受けるため、16歳で上京し、ジャズピアニスト柴田泰氏に歌を師事。
高校卒業後一時博多に戻り、ライブハウスで歌を歌う。
ペドロ&カプリシャスのリーダー、ペドロ梅村氏の誘いで再び上京。
1972年、ペドロ&カプリシャスの2代目ヴォーカリストとしてデビューし、1973年、「ジョニィへの伝言」が大ヒットする。
その後「五番街のマリーへ」「陽かげりの街」などのヒットをとばす。
1978年、ペドロ&カプリシャスを離れ「あなたの空を翔びたい」でソロデビュー。
1982年発売のシングル「for you...」が第11回東京音楽祭世界大会にて金賞を受賞しロングヒット。
1984年発売のシングル「桃色吐息」が大ヒット、アルバム「Triad」が第26回日本レコード大賞第1回アルバム大賞を
受賞し、人気を不動のものにする。
以降ソロとして、シングル39枚/オリジナル・アルバム31枚/カヴァー・アルバム5枚/企画アルバム約30枚強を発表。
代表曲に「ごめんね…」「遥かな人へ」「はがゆい唇」「桃色吐息」「for you…」「ジョニィへの伝言」 「五番街のマリーへ」他。
1993年にニューヨークのCARNEGIE HALL大ホール公演、1994年にロンドンのROYAL ALBERT HALL公演、1997年に香港CONVENTION&EXHIBITION CENTRE GRAND HALL公演を大成功させ、2008年に迎えた
レコードデビュー35周年には、日本人初となる2度目のCARNEGIE HALL大ホール公演を行い話題となった。
2009年、2010年発売となったカバー集「No Reason」シリーズで、女性アーティストの最年長TOP10入りオリコン記録を連続更新し、2011年には記念すべき30枚目となるオリジナル・アルバム「soiree」を、2012年には自身初の洋楽カバー集「No Reason 3~洋樂想ひ~」を発表し、収録された1曲の本家でもあるリチャード・カーペンター氏からも喝采を浴びた。
2013年 3月10日には「レコードデビュー40周年」を迎え、年末の第64回NHK紅白歌合戦に29年ぶりの出場を果たし紅組トリを務めるなど、アニバーサリーイヤーを精力的に活動、40年史の集大成作品集となった3枚組のベスト&新録アルバム「髙橋40年」ではまたしても女性アーティスト最年長TOP10入りオリコン記録を再更新し、現在も大ヒットを記録中。
昨年リリースのオリジナルアルバム「Adultica~バラードを、いつも隣に~」を引っ提げての全国ツアーにて、7月に行われた大阪フェスティバルホール公演をもって、ソロ・コンサート総動員数650万人を達成。
また、今年5月から開催される全国ソロ・コンサートツアーは、1979年6月10日有楽町の読売ホールで行われた1st tour“ひとりあるき”以来、今回で37年連続39回目(*)の全国ツアーとなる。
(*1979年/1981年/1982年は、年に2回の全国ツアー。1997年~1998年は2年にまたがる ロングツアー実施。)
コンサート
Mariko Takahashi concert vol.39 2015 ClaChic (全45公演)
05月31日(日)埼玉公演 @川口リリアメインホール
06月04日(木)千葉公演 @市川市文化会館
06月06日(土)神奈川公演 @よこすか芸術劇場
06月12日(金)宮城公演 @東京エレクトロンホール宮城
06月13日(土)宮城公演 @東京エレクト ロンホール宮城
06月18日(木)滋賀公演 @びわ湖ホール
06月20日(土)静岡公演 @アクトシティ浜松
06月27日(土)福島公演 @福島県文化センター
07月03日(金)大分公演 @iichikoグランシアタ
07月05日(日)長崎公演 @アルカスSASEBO
07月10日(金)広島公演 @ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ
07月12日(日)山口公演 @周南市文化会館
07月16日(木)大阪公演 @フェスティバルホール
07月18日(土)大阪公演 @フェスティバルホール
07月19日(日)大阪公演 @フェスティバルホール
07月26日(土)東京公演 @東京国際フォーラム ホールA
07月27日(日)東京公演 @東京国際フォーラム ホールA
08月28日(金)神奈川公演 @相模女子大グリーンホール
09月01日(火)東京公演 @府中の森芸術劇場
09月05日(土)北海道公演 @ニトリ文化ホール
09月06日(日)北海道公演 @ニトリ文化ホール
09月11日(金)鳥取公演 @米子コンベンションセンター
09月13日(日)広島公演 @広島文化学園HBGホール
09月19日(土)愛媛公演 @松山市民会館
09月21日(月)兵庫公演 @神戸国際会館
09月25日(金)青森公演 @リンクステーションホール青森
09月27日(日)岩手公演 @岩手県民会館
10月01日(木)兵庫公演 @あましんアルカイックホール
10月03日(土)愛知公演 @愛知県芸術劇場大ホール
10月04日(日)愛知公演 @愛知県芸術劇場大ホール
10月10日(土)新潟公演 @新潟県民会館
10月12日(月)富山公演 @オーバードホール
10月17日(土)福岡公演 @福岡サンパレスホテル&ホール
10月18日(日)福岡公演 @福岡サンパレスホテル&ホール
10月20日(火)熊本公演 @市民会館崇城大学ホール
10月24日(土)山梨公演 @コラニー文化ホール
10月31日(土)東京公演 @東京国際フォーラム ホールA
11月01日(日)東京公演 @東京国際フォーラム ホールA
11月06日(金)神奈川公演 @神奈川県民ホール
11月07日(土)神奈川公演 @神奈川県民ホール
11月12日(木)大阪公演 @フェスティバルホール
11月14日(土)大阪公演 @フェスティバルホール
11月15日(日)大阪公演 @フェスティバルホール
11月20日(金)長野公演 @ホクト文化ホール
11月25日(水)滋賀公演 @びわ湖ホール
配信URL
アルバム「Adultica tour ’14」
(2014.10.29 リリース)
http://www.jvcmusic.co.jp/-/PCDL/VICL-64261/
Label site
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A000950.html