楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
記憶の水殿
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COCK ROACH
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光り輝く海底に生まれた街 僕はその中を唯々泳ぐだけの球 流星の魚が珊瑚の胞子と混ざりあう空 珠の唄声は街の水流を逆さまに変えた 漂う波の中
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純心の目
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COCK ROACH
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太陽系の小さな星に生まれて 民主主義の小さな島国に育った 同じ顔の人達が同じ色の溜め息を吐き捨て それぞれの孤独と欲望を無音の笑顔に隠している 空を見上げた黒眼が雲を追うスピードで
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死の王国
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COCK ROACH
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一つの大地に国境を縫ってゆく 万物の全てをそっとそっと忘れて 砂に埋もれし ひび割れた神像
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蛭
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COCK ROACH
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真夜中の鬱病を蛭に喰わせて 誰もいない廃街を歩いてゆく 冷たい草原で少女が死んでいる 誰かが快楽に飼われて 狂い咲いた罪の花にかじりつく
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青く丸い星に生まれて
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COCK ROACH
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青く丸い星に生まれて 母は笑い 僕は泣いてた 広く白いそのベットで どんな夢を見ているんだろう。
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孤独に輝く石
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COCK ROACH
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宇宙の隅で輝いていた 大きな光を持つ太古の星が 激しい気流に別れ散り 今、この地球の 今、この空に
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月風唄
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COCK ROACH
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銀河をかき消す弦月の唄よ 雲を呼び醒まし純黒の夜空 光を失った花達の余命は 狂恋の想いを風唄に託す
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有限のパノラマ
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COCK ROACH
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限り無き空を見上げ 限り有る我、命を知る 形ある全ては 全て消えるという
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首吊りの木
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COCK ROACH
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旋風に舞った花吹雪 時が止まる程に輝いた 夜空に吸い込まれた黄色達 花園の中央に木が一本
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